皆リア充なのか?
休日部屋でゴロゴロしていたら、ポチョムキンから電話がきた。
「何だデブ。金なら他あたれ」
【金じゃねーよ!】
「じゃあ何だよ?」
【テメーこの前の結婚式のご祝儀袋、500円しか入れてねえじゃねえか!】
けっ、テメーの御祝儀なんざあの金額が妥当だろう!
「やっぱり金じゃねえかよ。あんなのは金じゃなく気持ちの問題だろ」
【テメーの気持ちは500円ぐらいしかねえのかよ!】
「バカヤロー!オレにしちゃ大奮発だ、ありがたく受けとれこのキモデブが!」
【死ねっ!テメーなんかとっとと死んじまえ!】
「あー、うるせえヤローだなったく。何の用だよ」
【お前、式の途中で帰ったんだって?】
「ん?お前のにやけた面なんか見ても面白くないから帰ったんだよ」
【そんなに式に呼ばれたのがイヤだったのかよ!】
「テメーじゃなかったら喜んで出席してたよ」
【なんだ、オレが先に結婚したのがそんなに悔しいのか、えぇおい?】
「うるせえ、クソデブが!用がねえから電話してくんな、このキモデブが!」
【そうかそうか、オレが先に結婚したから悔しいのか、お前は。ハッハハハハハ】
「二度と電話してくんな、このブサ男が!」
【あー、そうかわかったよ!テメーなんざそうやってずーっとひがんでろ、このポークビッツが!】
クッソー、なんだこの敗北感は!
まぐれで結婚出来た分際で生意気だっ!
なに調子こいてんだ、あのバカ!
まぁいい、オレには彩音というロリ顔の巨乳が側にいるからな。
テメーんとこの嫁より何10倍も可愛いんだそ、このヤロー!
ったくリア充だからっていい気なるんじゃねぇっつーの!
でも皆リア充だな、オレだけ取り残されてるような…
それはいかん!それだけはマズいぞ!
そうだ、彩音は格闘技ファンとか言ってたからな。
これをきっかけに付き合える可能性が高くなったって事だよな。
うんうん、そうに違いない。
オレの前途も明るいはずだ、いや絶対にそうなるはずだ!
ムヒョヒョヒョヒョヒョ!
そしてオレはその夜、久しぶりに佑香ちゃんのDVDを観て興奮してついうっかり自家発電をしてしまったのだ。




