オフ会再び
待てよ?
コイツに聞いてみようかな。
25過ぎて童貞ってどう思う?と。
とりあえず文句垂れてる内容だろうが読んでみよう。
【貧乳という事が何故解るのでしょうか?
あなたはそんな事しか言えないのですか?
そんな事だから、いつまで経っても女性と縁がないのでしょうね。
これからも純血を守り通してくださいねww 】
…腹立つが…
返す言葉がないっ!
まぁ、いいか所詮はサイトだ会う事もないだろう。
オレはメイファに疑問をぶつけてみた。
【あぁ、そうだよ。確かにオレはこの年まで童貞だ。
しかし好きで童貞を貫いてる訳じゃない。
じゃあ聞くが、いつまで経っても童貞だからって風俗で初体験するのはどう思う?】
なんか真面目に書きすぎたかな…
でも疑問に思ったからな。
一応、女の意見も聞いてみたいからな。
早速メイファから返信がきた。
【私はあなたの事は知りません。
ですが、あくまでも私個人の考えですが、初めての相手は好きな人の方が良いかと思います。
金で女性を買って初体験だなんて私には考えられません。
これでよろしいでしょうか?】
コイツは真面目に回答してきたな。
そうか、やっぱ初めては好きな人か…
とはいえいつまでも大事に童貞守るつもりはないしな。
一応お礼を言っとくか。
【ありがとう】
…だけ?ありがとうだけか、オレ?
しかし何書いていいか解らんからな~っ。
よし、ただ一言ありがとうでいいや。
それが今のオレの気持ちだからな。
その晩メイファから返事は来なかった。
次の日も、その次の日も返事は来なかった。
そして再びオフ会の日となった。
オレは前回と同じ場所の駅前で二人を待った。
「こんばんは。早いですね、今日は」
ストライカーが改札を抜け、オレに向かって挨拶してきた。
「お疲れ~っす。久しぶり、まだ弾丸は来てないよ」
二人で弾丸が来るのを待った。
数分後、走りながら弾丸が改札を抜けてきた。
「悪い悪い、遅くなって!ちょい仕事で時間かかっちゃって」
「お疲れ~、大変だなサラリーマンはww 」
「仕事なら仕方ないですよ」
そして3人揃って入る店を探した。
「弾丸、確か酒はダメなんだなよな?居酒屋じゃなく、ファミレスでもいいんじゃないかな」
「気にしなくていいよ。一杯ぐらいなら飲めるから大丈夫ww 」
「じゃあこの前の居酒屋にしましょうかね?」
あの居酒屋か…
あんな隔離されたような席に追いやられるなら他の店がいいな。
しかもあの時は泡沫のヤローもいたからな。
別の店にしよう。
「あぁ、あのさ。違う店にしない?あそこうるさくて話が聞こえないからさ。個室みたいな感じの居酒屋を探さない?」
「そうだね、あれじゃ話出来ないからな。ちょっとここら辺歩きながら探そうか?」
弾丸もあの居酒屋は好きじゃなかったのかな。
ストライカーはスマホで何か調べてるみたいだ。
「この先に個室の居酒屋あるみたいですよ。そこにしましょうか?」
「さすが最年長。んじゃそこ行こう」
「意義なし。行こう行こう」
オレたちはストライカーが調べた居酒屋に入った。
「最初からこの店にすりゃ良かったなww 」
確かに弾丸の言う通りだ。
席に着き、まずはビールだ。
「弾丸、ホントに最初はビールでいいのか?」
オレは弾丸に飲めるのか聞いた。
「うん、最初の一杯だけね。後はウーロンにするけどww 」
「あまり無理しないようにしてくださいよ」
まぁ無理して飲まなくても大丈夫なんだがな。
そしてビールを3つ頼み、串の盛り合わせ、ホッケの塩焼き、モロキュウという組み合わせを注文した。
最初にビールがきた。
「んじゃ、お疲れ様。出来ればまた次もこうやって定期的に会おうぜ、カンパ~イ!」
「乾杯!」
オレの音頭で乾杯した。
あぁ~、今日のビールはうめぇなぁ~!




