お前は何もんだ?
会社に着き、オレは野村にベロンベロンに酔って醜態を晒した事を詫びた。
「あ、おはようございます、野村さん。あの…その、この前はすいませんでした」
野村はオレを見るなりヘッドロックに捕らえ
「お前飲み過ぎだっつーの!しかしあのユキちゃんと知り合いだったとはなぁ。あの娘、ケッコー人気あるんだぞ。帰りにヤラなかったのか、おいっ!」
「痛いっす!マジで何もやってないすよ。それに姉の方は同級生だったんすよ!」
いくら巨乳好きなオレでも、さすがに唯には手を出せない。
何せ、赤ん坊だった頃から知ってる間柄だしな。
「マジか?お前それで童貞って、どんな女だったらいいんだよ?」
「野村さん、声デカイっす!童貞と言うのはマジ勘弁してくだしゃい~」
オレは野村のせいで会社でも童貞だと言われてしまう!
バカヤローっ!一々童貞だと言うんじゃねぇっ!
ったく、今日も憂鬱だ…
何だかんだで今日も終わった。
「お疲れっした~」
オレは会社を後にした。
いつものように帰りにコンビニに寄り、ビール【いや、安月給のオレには発泡酒なんだが】を買い、部屋に着いた。
腹へったな。
とりあえず何か料理してみるかな。
卵とハムがあって、豆腐はさっき買ったし、確か味噌もあったな。
よし、ハムエッグと豆腐の味噌汁にしよう!
これぐらいなら何とか出来るな。
ちょい品が少ないが、これで晩飯にしよう!
オレは飯を食いながらビール【くどいが発泡酒な】を飲んだ。
自炊すれば節約になるかな…
よし、少しずつレパートリーを増やそう!
そして料理男子になって彼女作ろう!ワハハハハハハ!
オレは風呂に入り、そんな事を考えながら1人ニヤけていた。
そうだ!昨日の女から返信きてるかな?
いや、多分きてないだろうな。
それともまた反論のメールがきてるかも?
オレは風呂から上がり、PCを開いた。
やっぱりメールがきてる!
美花【メイファ】だ!
【何を書こうが自由だから私は思った事を書いているだけです。あなたも書くのは自由と言ってますが、それは単に言葉を履き違えてんじゃないでしょうか?】
履き違え?何だこのヤロー!
あぁ~論破してぇ!
ケチョンケチョンにしてやりて~この女!
メールとはいえ、腹が立つ!
よし、書いてやろう!
【何がメイファだ!みかでいいだろ、お前は何人だ?日本人じゃないのか?不法滞在だな、キサマ!入国監理局にバラすぞこのヤロー!
ワハハハハハハ!悔しかったらとっとと国へ帰れ!】
反論になってねぇな。
まぁ、いいや。これも単なる暇潰しだ。
さて、サークルでチャットでもすっかな。




