お前、料理下手すぎ!
なんつーことだ、奈央は近くに住んでたのか。
しかしマジで頭痛い…
オレは奈央に追い出されフラフラになりながら部屋に着いた。
今日は何もしたくねぇ。
オレはいつの間にか寝てしまった。
そして夕方になり、空腹でオレは起きた。
二日酔いは何とか治まったみたいだ。
腹へったなぁ。
冷蔵庫を開けたが水しかない。
自炊しねぇからな、オレは。
そういや料理男子はモテるとか言ってたっけ。
…料理出来たら、彼女が出来て童貞卒業出来る!
ウハハハハハハ!
まぁ、簡単なもんからチャレンジしてみるかな。
とにかく腹へった!
実家に行って飯食わしてもらおう!そうしよう!
自炊は次回からやろう!
しかし実家からほぼ変わらん場所に一人暮らしって何か変じゃね?
一人暮らしになってないような…
まぁいい!今は飯を食う。
さて、今日のおかずは何だろうか。
【ピンポーーン】
ん?
誰もいないのか?
【ピンポン、ピンポーン】
ありゃ、出掛けてるんか。
しゃーねぇ、コンビニで弁当でも買って帰るか。
すると【ガチャ】
とドアを開ける音がした。
「アニキ、どうしたの?」
振り返ると亜美がドアから顔を出した。
「なんだ、いたのか。オヤジやオフクロは?」
「さぁ?買い物でも行ったんじゃない?どうしたの?」
「いや、腹へったから飯あるかなぁと思って。居ないならいいや、またな」
「アタシが作ってあげようか?」
「お前が?お前料理出来るのか?」
亜美が料理するなんて初めて聞いたぞ!
「何言ってんのよ、アタシだって料理ぐらい出来るし~w」
ホントかよ。
そんなに言うなら食ってみようじゃないか。
オレは中に入り、亜美が作る料理を待った。
「はい、出来たよ」
皿に盛り付けたワケのわからん具材の入ったカレーらしき物がテーブルに置かれた。
!!何だこの食欲が失せるような料理は?
「亜美、これ何だ?」
「何って、カレーだけど」
カレー?これカレーなのかよ?
なんか焦げ臭いぞこれ?
「お前さぁ、全っ然カレーに見えないんだけど、しかも焦がしたろ、これ!」
どっからどう見てもカレーに見えない。
ていうか野菜が生煮えだ…
「アタシのアレンジで少し変わったカレーになってるけど味は絶対に美味しいはずよ」
嘘だ!見るからに不味そうじゃんか!
とりあえずルーだけでも食べてみよう。
「んじゃ、いただきます」
ん?しょっぺーっ!
何だこのしょっぱさは?
こいつ味覚イカれてんじゃねぇのか?
「亜美」
「どう、美味いでしょw」
「とりあえず食ってみ…」
「?」
亜美はそのカレーを一口食べた。
「どうだ?」
「ゲッ!マジしょっぱいw
塩入れすぎたかな、マジしょっぱいww」
「お前、カレーに塩なんて入れるかフツー?」
「え?入れるんじゃないのww 」
ダメだ!コイツの料理不味すぎ!




