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シャインブレイブ!  作者: finalphase
第1章 モンスター出現!
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第14話 奇跡の力、ルミナスモード!

 みんなを守りたい――その想いが、奇跡を呼び起こした。


 私たちの身体が、これまで以上に神々しい輝きを放つ。そして、無意識のうちに声を合わせていた。




「光よ、私に新たな力を! マジカルシャインブレイブ!」


「光よ、私に新たな力を! プリズムシャインブレイブ!」


「光よ、私に新たな力を! ミラクルシャインブレイブ!」




 変身後の衣装は以前よりもさらに煌びやかに。


 ――そう、私たちは“新たな力”を手に入れたのだ。


 その力で、モンスターの触手から脱出することにも成功した。




「あれは……シャインブレイブの新たなる力、ルミナスモード……」


 デウスとオルフェウスが、同時に呟く。




「凜華、遥、これなら!」


「そうね!」


「そうですね、これなら行けそうです!」




 私は試しに、迫りくるモンスターへ新たな技を放った。


「マジカルルミナスブレイク!」




 その一撃は、以前の10倍はありそうな威力だった。


 一発では倒せなかったものの、確実にモンスターを傷つけた。




「貴様……よくも!」


 モンスターが低く唸り、反撃の光線を放ってくる。




「ミラクルルミナスバリア!」


 遥が光の盾を展開し、光線を跳ね返す。




「プリズルミナスブレイク!」


 凜華が隙を見て追撃。しかし、モンスターはまだ倒れない。




「こうなったら――みんな、力を合わせるわよ!」


「OK!」


「了解です!」




 私たちは再び空中に舞い、それぞれの弓矢を取り出した。




「マジカルルミナスブレイク!」


「プリズルミナスブレイク!」


「ミラクルルミナスブレイク!」




 ピンク、水色、黄色――三色の弓矢が輝き、同時に放たれる。


 モンスターも渾身の光線で応戦。


 三人の矢とモンスターの光線が空中でぶつかり、凄まじい衝撃が走った。




 次の瞬間――モンスターは轟音と共に爆発。


 衝撃波に吹き飛ばされた私たちは変身が解け、地面に倒れ込む。


 そして、意識を失った。




 ――どれくらい時間が経っただろう。




「ねぇ、あんたたち、いつまで寝てんのよ?」


 凜華の声が耳元に届き、私はうっすらと目を開けた。




 その後、私たちは彼女に誘われ、彼女の自宅へ向かうことに。




「早乙女先輩の家って……まるでお屋敷ですね。」


 目を丸くする遥。


「そうでもないわよ。普通の日常だわ。」


 いつも通りのテンションの凜華。




「お嬢様方、もしよろしければ電話番号をお教えください。わたくし、執事の近藤が親御様にご連絡いたします。」


 ――執事!? 遥の心の中に驚きの声が響く。




「あ、ありがとうございます。でも、もしご迷惑でなければ、私から直接お電話してもいいでしょうか? お母さんと直接話したいから。」


「これは失礼いたしました。どうぞおかけください。」




 近藤さんの言葉に甘えて、私は電話をかけた。




「もしもし、お母さん?」


「ひかり……無事なの?」


「うん。帰りにモンスターに襲われちゃって、ちょっと怪我したけど平気。今、凜華の家に避難してるの。」


「よかった……」


 お母さんの声は涙で震えていた。




「それで、モンスターは今どこに?」


「誰かが倒してくれたみたい。」


「そう……」


 お母さんはそれ以上、何も聞こうとはしなかった。




 私が受話器を置くと、次は遥の番。


 彼女の母親も、娘の無事を泣いて喜んでいた。


 そして、弟・智也の声も聞こえてくる。




「姉ちゃん、無事だったんだな。」


「うん。」


「やっぱ姉ちゃんだもんな。俺を置いて死んだりしねぇよな。」


「もちろんよ。」


 電話越しに、家族の温かさが伝わってきた。




 遥が電話を終えると、凜華が言った。


「ねぇ、あんたたち、服汚れちゃってるし。もしよければお風呂入っていきなさい。特に遥、あんた最近お風呂入れてないでしょ?」


「は、はい。でも、いいんですか? 私なんかが……」


「いいのよ。今日は特別。」




 凜華の家のお風呂は、まるで大浴場のようだった。


 私たちはゆっくり身体を癒し、用意された豪華な服に着替える。


 凜華はそんな私たちを見て、目を細めた。




「遥……あんた、こう見ると可愛いわね。」


「そ、そうですかね……?」


 遥が照れる。




「私は? 私は?」


「あんたも可愛いわよ。私と遥の次にね。」


「ひっどーい! なにそれー?」


「ふふ、嘘よ嘘。二人とも似合ってるわ。」


「もうっ、そういう冗談やめてよね。」




 そのとき、近藤さんが食事を運んできた。


「特段大したものではございませんが、どうぞお召し上がりくださいませ。」


「いただきまーす!」




 私たちは豪華な料理を囲み、何気ない会話で笑い合った。


 きっと、この先どんな困難があっても――乗り越えられる。


 そんな気がした。





【次話予告】


 ネメシスとの戦いは終わった。


 けれど、敵の組織はまだ滅びていない。


 私たちのもとに、新たな脅威が迫ろうとしていた。




 同じころ、警視庁では前例のない壮大な計画が始動する――。


 ルシフェリアの暗躍、動き出すMHシステム。


 この先、いったいどうなっちゃうの!?




第15話 驚異の力とMHシステム




いよいよ第2章突入だよ! お楽しみに!

最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

この作品が面白いと感じられました方は、評価やブクマなどくださると大変励みになります。

第15話は明日21時に投稿します。

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