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アンジェリーナ

セントレア発10:00のJL437便で一路パリへ、折角だからエールフランスで行きたいところだが残念ながらセントレアからの直行便はJALしかなかったが、今となってはパリ便自体無くなってしまっているので直行便で行けただけでも今から思うと幸運だった。


席はバラバラであったが後ろの方であったので搭乗率は80~90%と大半の席が埋まっているのに関らず周りは若干空きがあったので席を替わって三列シートを二人で使ったのでゆったり。


13時間弱の長いフライトでしかも時差が8時間もあるのでなるべく寝ようとアルコールを多めに飲んでいたけれど結局あまり眠れない。


20年程前に卒業旅行でヨーロッパに1ヵ月程行った時は長いフライトが苦痛であったけれど機内エンターティメントが充実したのと、もしかしたらソ連崩壊の影響で若干飛行経路が変わって早くなったのか思ったほど苦痛ではなかった。

これも、今では日系やヨーロッパ系のフライトはウクライナ侵攻したロシア上空を相互制裁のため飛べなくなっているので世の中の移り変わりとはなんと激しいものなのか。


もうすくパリ到着という時になっても雲が分厚く景色も見れないまま着陸体制へ。雲の分厚さは半端でなく着陸寸前まで雲に覆われていてまったく景色が見れなかった。

空港から30分程かかってホテルに着いたのだが、入ってびっくり。旅行会社からもらった日程表ではホテルはHOTEL INN FONTENAY SOU BOIS (旧ホリディイン GC フォント)となっていてHPで探したら旧名でヒットした。


HPで見る限り激安ツアーなので覚悟していた程の安ホテルでもないし、何よりもメトロでないにしても駅から50Mと至近距離で、この駅を通るRERのA線を使えば中心部のシャトレ・オペラ座・凱旋門へも一直線なので郊外であるものの案外便利と思ってホッとしたが、なんと改装中のホテルであった。


まぁ、なんかからくりがあると思っていたから逆に安心したけれど可哀想なのは他のツアー客。まさか花のパリに来てこんな改装中のホテルに宿泊とは・・・と目がテンになっている。


ホテルでチェックインを済ませ、チュイルリーにあるモンブランケーキで有名なサロン・ド・テのアンジェリーナに向かう。

RER(高速郊外鉄道)は落書きだらけで汚く20年前の初めて乗った時の記憶が蘇ってきた。


三区間乗った「ガール ド リヨン」でメトロの1号線に乗り換えたけれど、やたら長い連絡路で途中に飲食やカバン・服などの店舗が並んでいる。


メトロはRERに比べると綺麗で快適そのもの、チュイルリーで降りてアンジェリーナに向かうが17:30頃であったが観光客等で長蛇の列。

ならば名物のモンブランをテイクアウトしようかと思ったが、店頭には既にモンブランは並んでいなく、しかも店員がいないので諦めてそのままルーブルに向かう。


結局、最終日に改めてアンジェリーナに行ったのだが、この時は午前中ということもあって空いていた。

名物のモンブランとアンジェリーナホットチョコレートを頼んだが、モンブランはやたら大きく馬鹿甘くホットチョコレートも超濃厚でコーヒーカップ2杯分はある。

なるほどパリにはふくよかな人が多いがなんか納得してしまう。





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