【2杯目】草野
2本目も短めです。
当面はキャラ紹介になると思います。
このBarには未成年ながら、よく働く獣人がいる。
経緯を言えば獣人じゃないけどな。
「草野」という黒猫の女の子だ。
周りからは「くーちゃん」とか呼ばれているな。
私からは「くー」、草野からは「千冬おねーちゃん」と呼ばれる間柄だ。
草野との関係は良好と言っていい、今はな。
前はおっかなびっくりだったからな。
まあ、親に捨てられたんじゃそうなるよな。
ああ、この辺りは………まあ、いいよな。
本人ももう気にしていないって言ってるから。
確か森に捨てられた草野を夜叉騎士が助けて
懐かれたってことだったか。
ん?ああ、夜叉騎士ね。
後々、説明するよ。
とりあえずはBarのオーナーでこの団の団長だって覚えていてくれればいいさ。
まあ、そんなんで好かれたらしくってここまで来たんだ。
夜叉騎士も猫が好きだから、受け入れたんだ。
今でも懐いているしな。
猫に好かれる性質でも持っているんじゃないか?
それにしても、あの黒猫が獣人化するとは思わなかった。
確かに頭は良かったし、人間っぽい行動を取ってたな。
結果的には大正解だったよ、幼いのに働き者で。
だけど、口うるさくなったのは秋音姉さんの影響だろうな。
しっかり者同士だし。
それに名付けも秋音姉さんがやったしな。
……ああ、秋音姉さんの話はまた今度で。
いつどこで見聞きしてるかわからないからな。
怖いんだよ、これナイショな。
…おっと、客が来たようだな。
それじゃ、今日もやりますか。
如何だったでしょうか?
読んで頂けただけで感謝です。
長文が書けなくて申し訳ございません。
知識が向上すれば、そのうちに長文も……。