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ShotBar 13th door 千冬の業務日誌  作者: 夜叉騎士
11/27

【11杯目】機甲騎士団③

前回の続きです。

今回はNPCを2名投入しました。

解釈違いがあったら、申し訳ございません。

うーーん、どうしようか。いざこざで名前知られてるしなぁ……。

……あ!?なんでこんなところを歩いているんだ?団長ニヘルさん。


「千冬軍曹、何故こんなところにいる?答えよ!」


それを聞きたいのはこっちですよ、そっちはお偉いさんなんだし。


「いや、それはこっちの台詞ですよ、ニヘル団長……。

それにもう貴女の部下ではありませんよ、私は」

「そうだったな。すまない。で、何をしている?」

「見ての通り、店の準備ですよ。貴女は興味がないかもしれませんが」

「私が興味あるって言いそうだね……よう!おひさ」


ゴーグルをつけた女性。私と体型も似ている。

体型それを言われると、お互いに『うっさいわ』という仲。

別部隊ではあったが、同職種のジェレミアだ。


「珍しいですね。お互いに関わり薄いだろうに……何かへまをやらかしたか?ジェレミア」

「うぐっ、そうと言えばそう。違うと言えば違うんだ」

「何なんだ?その曖昧な………珍しい」

「千冬、お前には関係が……いや、お前は国付き傭兵団の一員だったな。

丁度いい、聞こう。国から変な出動要請を受けなかったか?」


ああ……あったな、確かに。

面倒なことになりそうな案件だったから受けなかったけど。


「確かありました。国からの正規のルートの命令ではなかったので断りましたが」

「そうか…ならばいい。忘れろ、いいな」

「分かりました。ところでこちらにも聞きた「千冬!」」


言葉を遮られた。

あー駄目だ、これは聞いてくれないやつだ。


「こちらは正規軍。そちらは国付きとはいえ傭兵だ。

これ以上は……そうだな、後で兵舎に来い。逃げるんじゃないぞ」


おおっと、聞いてくれそうだね。

……行きたくないけど。


「これで失礼する。敢えてもう一度言うが、逃げるんじゃないぞ」

「ばははーい、千冬。今度は飲みに行くからねー」


嵐が去っていった。

でも情報を掴めそうなのは良いことだね。

………そう思っておこう。


結局、大した情報は得られなかった。

団長が端々のことまでわかる訳がないか。

とはいえ、機甲騎士団のメンバーに対する非正規の命令が関わっていそうだ。

その辺りを掘り下げてみるかね。


ああ、やっぱり面倒な案件だ、これ。

バーでの話を書いている余裕がないじゃないか。

上手くNPCの性格を表現出来たでしょうか?

それが一番怖い……。


あ、続きます。

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