ありがとう。
「「バースト発動!!!!!!」」
2人の剣は強くこれまで以上に強く光だし、
「「超バースト発動!!!!!!」」
体にまとわりつくオーラが金色に光出した。
2人はハイムのところに行く。
雅也、梨沙は交互にハイムを攻撃する。
ハイムは2人の攻撃の速さに身を守ることしかできない。
雅也がハイムの剣をはじき飛ばした。
「決める。いくぞ、梨沙!」
「うん!」
2人の超バースト発動でものすごいパワーが伝わってきたハイム。
「なんだその力は・・・でも私はまだ・・・」
ハイムは手から火の玉をたくさん出した。が2人はそれを上手く避けていく。
「烈黒一閃」
「烈火一閃」
2人はこれまで使ったことのない技を使う。
2人の剣はハイムの首に入っていく。
「まだ私は・・・死にたくない・・・」
ハイムは言ったが2人は
「いっけっっッ!」
首が飛んでいく。
ハイムの体はその場で倒れた。そして、ハイムはだんだん消えていく。
「「はぁはぁはぁ」」
2人は息切れになっていた。
「ほぉ、なるほど。」
ナイラはそう言うと、穴の空いた天井から逃げて行った。
「待て・・・。」
雅也は息を切らしながらも言った。
「シン!」
梨沙はシンのところに行く。
「よくやったな梨沙。」
雅也もシンのところに来た。
「雅也も。もう俺はここで終わりだ。」
シンは最後の力をふり絞る。
「嫌だ!嫌だ!私はまだシンに教えてほしいことたくさんあるのに・・・」
梨沙は泣きながら言うと、シンは
「梨沙には全部教えた。教えるのはもう何も無い。泣くな。」
と言った。
「雅也。お前にはこれを渡す。」
そう言って、シンはポケットからペンのようなものを渡した。
「これは・・・?」
「これは・・・まあ時間がある時見ててくれ。きっとお前たちの役に立つだろう。」
雅也はシンの渡した物を受け取った。
「そろそろ向かいが来たようだ。最期に俺の願いを聞いてくれないか。」
「うん」
梨沙は頷く。
「[GAME]を倒してくれ。」
シンの願いに雅也と梨沙は
「分かった。」
「うん。」
[終わりの復讐]の目的は[GAME]討伐だ。
2人は即答した。
「後は頼んだ。」
シンはだんだん意識が遠くなっていく。
「ありがとう。」
シンは最期の言葉を伝えて、息を引き取った。
2人はたくさん泣いた。
カミザもアンジェも既に息を引き取っていた。
シンの願い、いや、[終わりの復讐]の目的を果たすために2人は動き始める。
[GAME]を倒すため。
みんなの願いを叶えるため。
雅也と梨沙は動き始める。
新たな冒険へと。