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リベンジ・オブ・The・END  作者: 風凪漆黒
1章 終わり復讐
6/17

ここで諦める訳には

「嘘だろ・・・」

3人が見ている光景は拠点から煙が登っている、そして、獣が数えきれないほどの数。

梨沙は口をおさえながら、つっ立っていた。

「パパ、ママ大丈夫?」

ミアが心配してくれて言った。

「うん、ありがとう、ミアちゃん。」

「梨沙助けに行くぞ。」

「うん。でもミアちゃんは・・・」

そうだ。ミアには関係ないことだ。危ないところに連れては行けない。

3人が今いる場所はある程度拠点から離れている、林から抜けた所。

「ミア、ここで隠れててくれ。絶対に戻ってくる。」

雅也はこう言うと、ミアは

「絶対戻ってくる?絶対に」

と言った。そして、

「絶対に戻ってくる約束。」

「それじゃあミア行って来るな。」

「ミアちゃん行って来るね。」

「うん!パパ、ママ気をつけてね。」

雅也と梨沙は拠点に向かった。


ドンッ、ドンッ。轟音が鳴り響く。

「戦闘準備!」

雅也は自分で言って、雅也と梨沙はマスクを装着した。

「戦闘開始!」

雅也の合図で梨沙が動いた。

2人は拠点の中に入っていく。

拠点の入口の先は真っ直ぐ廊下になっている。

枝分かれみたいに部屋がある。

1番奥がシンたちがいる部屋だ。

「梨沙、一気にいくぞ。」

2人は獣を切って切って奥に進んでいく。

奥の部屋では今。

「アンジェ、カミザ大丈夫か?」

シンは剣を持って今アンジェとカミザを庇っている。

この部屋は作戦会議などを行う一番広い部屋。機械などがたくさんある部屋だ。

「あんた、そんな体で大丈夫の?」

シンたちが戦ってる相手、それは、[GAME]の組織の幹部。

「私も戦うよ。シン。」

「私も戦いうっすよ。」

2人は剣を抜いた。

「アンジェ、カミザ。」

3人はもうボロボロの状態。

ボロボロの体でどうなるのかは3人ともわかっている。

この部屋には50体の獣と1人の[GAME]の幹部。

アンジェとカミザは獣を倒す。

シンは[GAME]の幹部と。

「おりゃャゃッ!」

「これ、何体倒しても湧いて出てきてるみたい。」

「そうっすね。大変っす。もう一気に決めるっすよ。」

「そうだね。」

アンジェ、カミザはバースト発動をした。

「「バースト発動!」」

アンジェの剣はピンクに光り、カミザの剣は青色に光る。

アンジェとカミザは強く剣を握り、大きく振った。

その威力は獣全部を吹き飛ばした。

[GAME]の幹部と戦っているシン。

あまりの強さに歯が立たない。

「クッッ・・・」

シンは攻撃が出来ず、剣で身をかばっている状態。

「ふんっ、ここまでだな。」

倒れたシンに剣を向けると、

「待って、まだだよ!」

アンジェの声だ。

[GAME]幹部がいる後ろから剣を持ってこっちに向かっている。

「おりゃゃゃぁぁ!」

[GAME]幹部が持っている剣でアンジェが持っていた剣を吹き飛ばした。

剣が無くなり、銃を取ろうとした時、[GAME]幹部の強い蹴りで壁まで飛んで行った。

「グハッ」

その衝撃で意識がなくなったアンジェ。

とその時。

天井が崩れてきた。

そして現れたのは、もう1人の[GAME]幹部、ナイラだった。

「派手にやったな、ハイム。」

煙でよく見えないが、言っていることは聞こえてきた。

「さぁ俺らも本番と行こうか。」

煙が徐々に消えていく。よく見ると、カミザが剣で刺されていた。

「カミザ!」

口から血を吐くカミザにシンは

「よくもやってくれたな。[GAME]ども。」

シンはとてもキレた状態でバースト発動をした。

「限界突破。バースト発動。」

シンには黒いオーラが出ていた。

シンはナイラに向かって剣を振った。

シンの剣はナイラにダメージを与えれなかった。むしろシンの剣がナイラは手で受け止めていた。

そして後ろからハイムがシンに剣を刺した。

「グハッ・・・、お前ら・・・。」

剣は心臓に刺さっていた。剣を抜いた、ハイム。

そして、その場で倒れたシン。

とその時扉が開く音がした。

そこには、雅也、梨沙がいた。

「今助けます。」

「助けます。」

雅也と梨沙が言うと、シンは

「やめろ・・・こっちに来るな。」

ボソボソと呟くシン。それに気づいた、ハイムがシンの体を足で踏みつけた。

雅也と梨沙は共に共闘した。

雅也はナイラ。梨沙はハイム。

「よくも、よくもシンたちを!」

「お前らは絶対に許さない!」

雅也と梨沙の怒りは止まることは無い。

「「バースト発動!!」」

「「限界突破!」」

雅也は黒いオーラ。梨沙はピンクのオーラ。

「お前らは」

「私たちが倒す!」

剣を振るが全然敵わない。

「私は・・・」

「俺は・・・」

「「ここで諦める訳にはいかない!」」


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