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中盤戦20

 椿はすぐさまエレオノールとコンタクトを取り、現状および今後の作戦を伝えた。すなわち、竜兵の数と進軍経路、帝国中央第二軍軍団長エルヴィンの位置。さらに自分とハティがカムランの援護に向かう事、などである。


 ジークフラム率いる竜兵との戦いを控えた今、軍師・椿とエレオノール軍最高の武力を誇るハティが抜けるのはエレオノールにとっては大きな痛手だった。しかし、


「分かった。――カムラン殿の援護を頼む、ツバキ」


 とエレオノールは二つ返事で承諾した。


「それじゃあ、エレナ…僕とハティは行くね」


「ああ。…きっと無事に帰ってきてくれ」


「うん。エレナも…無事で」


 短く言葉を交わした後、少年は馬を駆けさせた。その胸中には、いまだ未練がある。これから山場を迎えるであろうエレオノールの戦いを傍で支えたいという想い、因縁の相手であるジークフラムと戦いたいという想い――だが、少年はそれを振り切り、進む。


 聖王国軍総司令官カムランと帝国軍総司令官ヴォルフラム――両者の決戦が行われる場所へ向けて。

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