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今後

 栄賞授与が終了した後。作戦会議ように模様替えされた部屋の中に再び一同は集結した。


「それでは、今後の作戦方針について話をするとしよう」


 オスカーの発言と共に、ガレスが机の上に地図を広げる。


「現在、我々は北統王国の中央部まで進軍してきている。北統王国最大の防御施設であるヌガザ要塞、北統王国第二の都市である商業都市ティネンを手中に収め、さらには帝国軍上将軍(ハイ・ジェネラル)ハインツ・フォン・アイヒホルン軍を撃破。北統王国との戦いは順調と言って良いだろう。しかし…今の季節は、秋だ」


 この世界において気象というものがどういった物なのか椿には詳しくは分からなかったが、北統王国は冬になると極寒の地になるという話は聞いていた。その証拠として、今も朝と冬の冷え込みは激しい。


「雪が降り積もれば進軍は困難になる。そこで、現在俺たちは選択を迫られているという事だ。雪が降る前に北統王国王都を陥落させるために進軍するか、それともここで守りを固めて冬を越すか」

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― 新着の感想 ―
[気になる点] …進軍か…冬越しか…ですか…どちらにも大きなメリットとデメリットがありますね… 進軍の場合…メリット、勝利の士気を維持したまま戦いに挑める、今ならパラディンが二人いる、北の国の不意を…
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