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決戦8

 アイヒホルン支隊右翼を率いるは亜麻色の髪を持つ女騎士、クリスタ・ファーナ。


 左翼を率いるは陰気な雰囲気を纏う男、ディルク・カルヴェント。


 それぞれ一万の騎馬隊を率い、リヒター歩兵部隊に対して左右から迫る。


 リヒター歩兵部隊の中で最も堅牢な防御力を誇るボゥホート重装歩兵部隊が前方の守りに徹しているため左右の防御力は落ちる。そう見越しての攻撃だったが…、


「む…」


 左翼の指揮官、ディルクは前方に巨大な肉体を持った生物を確認する。この戦場でこれ程の大きさを持った生き物は他にいない。ドラゴンだ。ディルクは騎馬の行軍速度を緩める。


左翼こちらに竜を配置してきたか」


 ドラゴンに対する手立てはある。だが、容易に突破できないのも事実。ディルクは慎重にならざるを得ない。


(だが…こちらに5頭の竜がいるという事は)


 右翼にはいない。ならば、クリスタがそちらを突き崩すだろう。


(その後、混乱した敵軍に突撃すればいい)


「少し様子見だ」


 死神(デス)の異名を持つ槍騎士長、ディルクは軍人に似合わない静かな声で命令を下した。

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