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レイア・リヒテナウアー

 ミュルグレス・レイが討ち取られたという報は、ミュルグレス隊の中に瞬く間に広がった。


「ミュルグレス閣下が…!?」


「副長のランスロ殿は!?」


「副長も戦闘不能らしい!」


 そんな混乱の最中にあるミュルグレス隊に、聖王国残党軍の騎馬隊が迫る。


「さあ、総員――突撃!」


 そんなレイアのかけ声とともに、ミュルグレス隊に向かって突撃する騎馬隊。彼らは、戦場を逃げまどう聖王国残党軍をレイアがかき集めたものだ。その数は、僅かに100騎程度。しかし元々が剣士出身で大軍の指揮が得意ではないレイアにとっては、このくらいの数が最も扱いやすい。


 ミュルグレスの死という報告で混乱していたという事もあり、ミュルグレス隊は突撃をまともに受けてしまう。


 レイアはそんな突撃を二度、三度と繰り返していく。ミュルグレス隊としてもそう易々とやられまいとするのだが、今この戦場でレイアの武力に太刀打ちできる者はいない。そんな攻防を繰り返していくうちに、ミュルグレス隊は陣形を大きく崩していく。


 一方、形勢が有利と見て一時はほぼ壊滅状態だった聖王国残党軍も息を吹き返しつつあった。


(さて…これでこの戦場は、勝利を収める事が出来そうだけれど…)


 レイアは目の前の敵を鋭い斬撃で薙ぎ倒しつつ、別の戦場に想いを馳せる。


(エレオノール…ツバキ君…あなた達の戦いも佳境に差し掛かっているはずだ。どうか、無事で…)

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