表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1014/1118

勝利への道5

 援軍が届いたのを受け、エレオノール軍中央第二軍団は体勢を立て直した。そして防戦の構えから一転、攻撃態勢に移る。


「エルンスト軍団長!敵が攻勢に移りました!」


「承知した。一時的に防衛に回るぞ。ここを守り切れば、敵の力は尽きる」


 エルンストは部下に命令を下し、防御の態勢を整える。ここで無理をしてまともにぶつかろうとしないのも、彼のやり方だ。援軍で一時的に勢いがついたとしても、敵の主力はすでに大きく疲弊している。ここさえ守り切れば…あとは、疲れ切った敵を叩くだけで容易に勝利は手に入る。


「敵は部隊を3つに別けている模様…正面が約10万、左右がそれぞれ約1万程度です!」


「分かった。正面の防御にはニコラ将軍を当たらせろ。決してまともに戦おうとはするな。あくまで敵の勢いを逸らす事に全力を注げ…もちろん、危なくなれば俺が援護する。そう伝えてくれ」


「はっ!」


 エルンストの命令を受け、伝令兵は駆け去っていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ