ラムセスのし~ちゃんわぁるど
「あっ、盛り上がってるとこ失礼しま〜す。カラオケセットを持ってきましたのでよかったら使って下さいねー。無料で出来ますので。
お飲み物追加の時はまた呼んで下さいねー」
にゃんちがなんか機械を運んできて掲示板に繋いでいく。
「カラオケってなに?」
「歌うことが出来る機械ですよ。歌も聴けて、このマイクのスイッチを押しながら念じれば歌いたい曲聴きたい曲が画面に出ますので、掲示板を触って選んで下さいねー。ではー」
にゃんちが下がってしーんとなる一同。マイクを渡されたムッチョがボタンをポチると画面に何故かし〜ちゃんわぁるどが…ってか何これ?!普通のし〜ちゃんわぁるどと耳が腐らないバージョンってのがあるし、聴きたい!って書いてある所に歌ラムセス・リチャード・グレーキャットって…ラムセスが歌ってるの?!
「ちょ!ムッチョ!耳が腐らないバージョン聴かせて!」
掲示板の画面を触ると音楽はし〜ちゃんわぁるどなのに歌が…歌があの優しいラムセスの声で音程も綺麗に再生された。
「うわぁぁぁ…もはやし〜ちゃんわぁるどじゃねぇ!別次元の何かだわ」
し〜ちゃんわぁるどを美しいとさえ思う程ラムセスの歌が上手かった。
「あんの狐野郎…儂の歌をよくも…」
「船長!し〜ちゃんわぁるどぼりゅうむとぅりぃ☆聴きたいー歌ってー!」
パッチョがごねて結局ノリノリで耳が腐る歌を船長は歌い出した。