表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノーザンライツ団航海日誌!第三期  作者: カナル
最終話「ジュニア」
40/49

最終話「ジュニア」~ヴァンside~

最終話「ジュニア」




ある日、いつものように修行をしているともっちが俺を呼んだ。


「貴方に会いたいという方がいらっしゃいました」


「俺に?」


俺に会いたいって…誰だろう?ファンか?


「俺も行こう。ユリ、スズ、お前達も来るか?」


「「はい」」


取り敢えず汗を拭いて着替え、俺は3人と共にその会いに来た人が待つ客間へと向かった。




「……?」


客間に向かうとそこにいたのは半山羊人の女だった。腕には生まれたばかりだろうか。小さな赤子を抱いているようだった。


「貴方がヴァンですね」


「あぁ。そうだが…」


「私はオリビア。アルムの婚約者です」


「!!」


まさかと思って俺はオリビアに…赤子に近づいた。


「アルム…兄貴の子?」


「はい。そうです」


そう言って見せられたのは体の中心が黒い半山羊人の子…髪の毛はアルム兄貴と同じ薄紫色…。


「彼は…アルムは勇敢に戦い、ヴァンを守って亡くなったと聞きました…本当なのですか?」


「…あぁ」


「…そうですか…」


そういうとオリビアは赤子をずいっと俺に差し出す。


「え…あ…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ