アルムの日記2
1973年5月16日
僕達を助けてくれたのは白海賊のノーザンライツ団。何故か海賊になってしまった…。悪い人達ではないけども…。
クソお嬢様は何を考えたのかいきなり海賊と結婚してしまった。何を考えてるのでしょう…あぁ。頭が痛い。角を片方なくしましたから。
その角を夫となった者が吹き矢にしてくれましたが。これから先が思いやられます。
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1974年9月9日
なんということでしょう…このノーザンライツ団があの竜鯨を倒したのです。
ターネットのクソオヤジが船長と副船長を処刑しようとしていた所に空が割れ竜鯨が出現。
それを白獅子と共にノーザンライツ団が倒しました。なんという快挙でしょう。しかし船長の奥様は亡くなってしまいました…。素直に喜べはしません…。
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1974年17月1日
もうすぐクソお嬢様のお子様が生まれる。
白獅子の依頼で守護竜の巣の調査に行く事になるらしい。
1974年17月3日
やれやれ…クソ実家に帰って来た。しかもなんかちっこい守護竜から生まれたらしいハーフドラゴンのような者を連れて。
ひとまず名前は…黒いから悪竜ヴァンからとってヴァンと名付けた。
一生懸命僕の母から乳を飲んでいる。
クソ親父やクソ叔父は僕にお似合いだと言っている。
いいでしょう。僕がこの子の父親になりましょう。てめぇらみたいなクソな親になんて僕はならない。愛して、守って、立派な男に育ててやる。