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ノーザンライツ団航海日誌!第三期  作者: カナル
第4話「遭遇!黒豹の魔の手」
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瀕死の僕達

「大人しく付いてったらどうなるんだ?」


ヴァンがそう聞くと黒豹王は手を叩く。


「観賞用だ。死ぬまで篭の中で飾ってやる」


「んだと…?!」


その言葉にヴァンは怒り狂い手に炎を宿す。


「いけません!黒豹王に逆らっては…」


「何言ってるの?!アルム…ヴァンが飼い殺しにされるんだよ?!」


「殺されるよりマシです!黒豹王は世界一の武人…ラムセスより強いんです!」


殺される?ヴァンが殺されるというの?!


「…冷めた。首だけでいい」


「はっ」


そう黒豹王が言うと魔法陣で有翼人と共に去って行った。


「首…だけ…?!」


意味を悟った時には兵士が一斉にヴァンに襲い掛かって来た。


「くそっ!なんなんだよ!」


ヴァンが炎で応戦するけど10人くらいの黒豹兵士はとても強く、すぐにヴァンは傷だらけになる。


「コイツらどうするよ?」


「さぁ?殺しちまっていいんじゃね?」


「そうするか」


兵士がそう話すと僕達にも攻撃をしてきた。


「かふっ…」


ナイフを振り上げた瞬間、お腹を槍で貫かれ、僕は地面に倒れる。


「ユリ!!」


あぁ…僕死ぬのかな……ヴァン…好きだよ…大好き…愛してる…

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