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ノーザンライツ団航海日誌!第三期  作者: カナル
第2話「決戦!ローレライの王とセイレーンの女王」
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皆殺し

「ヴァン、来てくれ。セイレーンの営巣地へ向かい卵や雛を殲滅するぞ」


「えっ、雛まで?」


「次の女王を出さないためだ。既にローレライ残党殲滅は他の隊に行かせた」


「…分かった」


ラムセスに付いていくとセイレーンの巣が沢山ある崖に着いた。


 ギャッギャッ!


卵や雛を守ろうとして戦う雌達をラムセスは無慈悲に殺していき、生まれたばかりの雛や飛べない雛、卵から孵った雛だろうと容赦なく殺していく。卵は踏み付け破壊し、あのニュースは本当だったんだろうと思う…。


(ラムセス、今まで虐げてきた弟達やその母親を皆殺しにしたってのは本当なんだな…)


鬼の如く虐殺をするラムセスに俺はちょっとブルっちまった。


「よし。大体片付いたとは思う。

ヴァン、この崖全てをお前の魔法で爆破できるか?」


「可能だ」


「では頼むぞ。跡形もなく破壊してくれ」


「…分かった。下がって」


息を吸い込み、崖の中心部に爆破核のイメージを作りそれを破壊するイメージをする。


 ドドーンッ


言われた通り、一瞬でセイレーンの営巣地の崖は跡形もなく吹き飛ぶ。


「よくやってくれた、ヴァン。

さぁ、皆の所に帰るぞ」

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