登場人物紹介
・年齢は初登場時点のものです。
■イェシカ・フォーゲルストレーム:14歳の侯爵令嬢。夜空のような色の髪に、金色の目の持ち主。
父親似で、顔立ちはややキツめ。
ゲームでは王太子ルートの悪役令嬢。
両親の影響からか お茶目な性格で、幼い頃はお転婆だった。アウトドア派。
■ビルギッタ・フォーゲルストレーム:12歳の侯爵令嬢(元平民)で転生者。金髪と翡翠の目を持つ。
あどけない顔立ちの可憐な少女。
ゲームではヒロインで侯爵の実子だが、この世界では侯爵の娘ではない。
王太子エドヴァルドに恋している。
■マーユ・オリヴェル=シェルマン:14歳で宰相の姪。王太子の婚約者でもある。黒い巻き毛に、灰色の目の持ち主。
父は公爵家の分家当主(領主代行)で、侯爵と同等の扱いを受ける準公爵。
ゲームでは宰相令息ルートの悪役令嬢だった。趣味は詩作。インドア派。
■エヴェリーナ・レーヴ:イェシカと同い年の侯爵令嬢。マーユとは幼馴染で、ミントグリーンの髪に、ライラック色の目をしている。
ゲームではマーユの取り巻きの1人で、影のように描かれるモブ取り巻きの中では唯一、ビジュアルが分かる形で登場している。
■エドヴァルド・テュコ・リドマン:14歳の王太子。黒髪に深い青の目を持つ。
ゲームでは攻略対象。紳士的でロマンチストなキャラクターであり、『王道王子様』と呼ばれた。
婚約者のことは嫌いではないが、物語で読んだ『運命の恋』に憧れている。
■クィンテン・パスカル・テル=ホルスト=フォーゲルストレーム:侯爵。元は隣国の第3王子。金髪と琥珀の色の目を持つ。
ゲームとは反対に、アウロラとイェシカを溺愛している。また、両親や兄との関係も良好。
アウロラを苦しめた王妃や国王らを憎む。インドア派。
■パニーラ・ユーン=リドマン:王妃。焦げ茶色の髪に、蜜柑色の目の持ち主。
元来有能であり、社交界での人気も高い。しかし、その反動か、自分より優れた人間は激しく嫌う。また、それを知るマーユからは、密かに不信の目を向けられている。
エドヴァルドを溺愛しており、自分と似たものを感じるビルギッタのことも気に入っている。
■オーセ・フォーゲルストレーム:侯爵夫人(元平民)。茶色の髪に、翡翠の目を持つ。仕事で出会ったクィンテンに見初められ、ビルギッタを身篭ったというが……。
地味だが美人で、どこか品のある振る舞いをする。黙っていると影が薄い。
■サムエル・シェルマン:イェシカらより1歳下の宰相令息。赤い髪に鳶色の目を持つ。ゲームでは攻略対象で、マーユの従弟にあたるツンデレキャラ。
■フランカ・ブラーウ:ビルギッタと同い年の、隣国の伯爵令嬢。イェシカの従兄エルチェメースの婚約者でもある。赤髪に青い目をしている。
ヒルデガルド学園に留学してくる。
■アウロラ・フォーゲルストレーム:故人。前侯爵夫人で、イェシカの母。夜空色の髪に、明るい空色の目の持ち主。
活発な性格だったが、王妃候補時代にパニーラの策略に嵌り、心を病んだ。やがて精神的には回復したものの、幼い頃の大病が祟り、若くして死去。
ゲームでは、イェシカ誕生後まもなく死亡している。




