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聖女は物理特化の冒険者を目指す。  作者: 玄峰 峡。
決断までに必要な道
7/60

3歳になりましたよ!

 時は流れ、私は3歳になった。

 3年間英語漬けの日々を送り、日常生活で使う程度の英語は話せるようになりました!よっしゃ。


 この3年間の出来事と言えば、まず、お家に大きな書斎があって、入ってみたら[聖書 (模写) ]っていうタイトルの本があった。読んでみたら何とびっくり!日本語だったのだ。


 おかげで、【神語】なんというスキルを獲得しましたよ。

 英語より身近な言語だったから、めっちゃ読み漁ったらあっという間にレベルが10になっちゃった。


 これで聖女に一歩近づいちゃったよ、くそっ。


 あとは、家の裏に森っていうか山があって、そこで遊ぶ許可をもぎとりました。

 誰から?勿論両親から。


 最初はダメだって言われたけど、深くまで行かないことと、3時までには家に傷1つなく帰る事を条件に許してもらった。でも、この年齢で傷1つなく遊ぶって至難の業なのですが。


 と、いうわけで、【治癒】と【修復】のスキルを頑張って取得したよ!

 聖女に更に近づいたよ!!……マジで何やってんだよ、私。


 でも、この2つが無いと、山ん中でレベリn……もとい山遊びが出来ないんだよ。

【治癒】は傷を治せるから良いし、【修復】は服を元に戻すのに役立つんだよ。ほら、服だけボロボロで傷がないとかおかしいでしょ?だから。


 まぁ、それは置いておくとして。


 アルから木刀……というか木刀だったものを持ってきてもらったけど、産まれる時にそんなもの持ってた訳ないじゃん?

 どこにあるんだよ⁉︎って思ってたらあらビックリ。スキル【収納】をゲットしまして、その中にありましたよ。


 いや、獲得前のスキルの中にあるってどういうことだよ。

【収納】ゲットしなかったら一生振れなかったってことじゃん。マジあのくそ自称神殺したろか。って、もう会えないんだった。テヘペロ。


 ……うっわ、これっぽっちも似合わねーわ。

 あれ、おかしいな。ミーナなんだから可愛い系の美幼女のはずなんだけど……。ま、細かいことは気にしない!!


 と、いうわけで、絶賛森の奥で魔物狩りナウです。

 と言っても、まだ体力は低いし、物理系統のスキルもレベル低いから、弱い個体しか狩ってないけど。


 いや、マジで元木刀さん強いっすわ。

 刀になるわ、槍になるわ、弓になるわ、薙刀になるわ、大剣になるわ、杖になるわ、挙げ句の果てに2つに分かれて二刀流みたいなことも出来ました。武器だけかと思ったらペンダントとかにもなってくれました。


 それであんまりにも凄くて、なんだかもの凄く申し訳なくなって名前をつけました。


 私、何気に八咫烏がめっちゃ好きだったから、そこからとって【八咫霧】って名付けてみました!

 何故「霧」かっていうと、形状が変わる時、一旦黒い霧みたいな状況になるから。安直だけどね。


 さあ!それも置いておいて、産まれて3年。どこまで成長したかな?

 なんか、楽しみにとっておきたくて、かれこれ1年以上ステータスを見てない。どうなったんだろう。


 いっちょ、見てみますか!!


「ステータスオープン」


 −−−−− ステータス −−−−−

 名前:ミーナ・アリエス

 種族:人間

 職業:(未定 ※ 聖女に適正有り)

 体力:126

 魔力:9999+

 獲得スキル:

【遠視】Lv.10 【念話】Lv.10 【読心】Lv.10 【威圧】Lv.10 【投影】Lv.10 【分身】Lv.10 【強化】Lv.10 【凶化】Lv.10 【鬼化】Lv.10 【鷹目】Lv.10 【覇気】Lv.10 【速考】Lv.10 【並列思考】Lv.10 【精神分離】Lv.10 【転移】Lv.10 【祈祷】Lv.10 【精神異状無効化】Lv.10 【錯視】Lv.10 【幻覚】Lv.10 【隠蔽】Lv.10 【神語】Lv.10 【治癒】Lv.2 【修復】Lv.2 【収納】Lv.5 【刀術】Lv.3 【剣術】Lv.1 【弓術】Lv.2 【槍術】Lv.1 【薙刀術】Lv.1

 特殊スキル:

【成長の鬼才】Lv.10 【神の神託】Lv.10 【神聖召喚】Lv.10 【神眼】Lv.10 【分裂】Lv.10 【叡智】Lv.10 【神化】Lv.10 【祝福の詞】Lv.10

 称号:

【神を足蹴にする者】 【誓約者】 【異端者】 【神友】 【世界に反発する者】 【神を蔑ろにする者】 【神々の教え子】 【死の盟友】 【神の名付け親】 【神と対する者】 【隠密者】【神を泣かせる者】

 所持品:

【八咫霧(刀形態)】 【魔物の核】×56




 まぁ、こんなもんですよね、はい。

【成長の鬼才】のお陰で、成長率が10倍になっているとはいえ、胎児だった頃と比べると格段に遅い。

 あの場所がどれだけ凄かったかがよくわかる。


 そんな中、【収納】がLv.5に達しているのは、きっと常に八咫霧と魔物の核を収納しているからだと思う。

 あ、魔物の核っていうのは魔物にとっての第2の心臓的なもののこと。


 というか、体力がまだ100台なのが痛い。

 同じ領地の子達と遊んだ時にこっそり【神眼】を使ってステータスを見たのだが、同じ3歳の女の子でも100台後半から200台前半が殆どだった。

 あ、この遊んだ時っていうのは勿論、年相応の遊びだからね。


 多分これは聖女適性と言う名の後衛職補正だな。多分。


 ちなみにお母さんの体力は1400ちょいでお父さんは2500くらいだった。


 遊びに付き合ってくれた6歳の男の子のステータスも覗いたけど、体力は650くらいだった。

 だから、目指すは7歳までに体力600!


 だって、さすがに体力の伸びが悪いからあの男の子を目指すのはキツイ。


 とにかく、目標目指して頑張るぞ!!

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