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デジタルウイルスバトル  作者: 死神のコッコ
1/1

模擬戦闘

1960年、インターネットの前身ARPANETの概念タイムシェアリングシステムが発表される

1969年、インターネットが実現された

1990年、インターネットの最初のサーバーとブラウザが完成される

1995年、インターネットが一般の人に広がる

それからこの世界は情報ネット社会になっていく。

そして・・・2647年

人類は国々の戦いを強くし、戦争が多くなった。

そのため人類は100億人居たと言われたが、今では全人類20億人と言われている

その人口の減りを危険と判断した世界の政府、通称ZEROは新たな戦い方法を作る

デジタルウイルスバトル、人をデジタル世界に送り国で作ったウイルスと戦わせるという方法だ

この戦いにはルールがある、国は倒せないウイルスを作らないこと、戦いに送る人数は20人まで

そして、ウイルスに倒されたものは死ぬ


ここはデジタルウイルスバトルプレイヤー育成所

日本ではバトルプレイヤーという職業はトップともいわれてるくらいの人気職業である

国のために戦い、国のために尽くし、国のために散れ、いつの言葉だと言いたくなるがそれほどのものなのだ

俺は神崎渉しんざきわたる今年で17歳だ

ここでは学年トップのバトル成績を持っているが、頭はそこまでよくない

体育が得意だが勉強はできないという感じだ

ちなみに今はデジタルバトル模擬戦闘が始まる前だ

俺を合わせて10人のチーム、いつも組んでいるチームなので安心だ

持っている武器はメインウエポンにDRG800というマシンガン、ウイルスと渡り合える武器だ

そしてサブウエポンはDRPGというロケットランチャーである、DはデジタルのDらしい

バトル開始まであと1分、みんなは準備をしたり話したりしてる

「渉!作戦はどうする!」

話しかけてきたのは親友であり戦友の峰崎龍太みねざきりょうた

「今回の相手は硬さがメインだ、そしたら簡単だろ?」

「・・・はあ、やっぱりいつもと変わらないか」

龍太は苦笑しながらそういう

「ああ・・・撃って撃って撃ち倒す!!」

作戦はない、というか考える頭がない

・・・バトルフィールドオープン、バトルスタート・・・

そう機械音声が流れ、バトルが始まった

スタートと同時に全員がフィールドへ走る、現実では体力のない俺はここでは違う

全員が同じ体力、同じ速さである

今回のターゲットは硬さがメインのウイルス、主に西の国で使われるウイルスである

さて、みんなに動きだけ教えておくか

「全戦闘員に命令」

「目標を撃破し、かならず生還せよ!」

「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」

「って、またその命令だけですか?隊長w」

「いつも通りだなwまあお前が命令出したら逆に心配だがな」

「うるせえよ、彩夏さやか時哉ときやそろそろ見えるぞ!」

マップには赤いターゲットマークが見える、もう目の前だ

地面に亀裂が入り、目標が出てくる

蟹のような、蠍のような・・・まあ見た目だけで固そうだ

「足を崩すからそのうちにDRPGを撃ちこめ!」

時哉はそういい、足を3人で狙ってる

ターゲットははさみのような手でこちらに攻撃をしてくる

俺はDRGでそのはさみを撃つ、しかしそのまま突っ切ってくる

なんとかそれをかわす

「あぶね!まあまあ早いんだな」

「足を崩したぞ!隊長早く撃て!」

「俺以外にも持ってるだろ」

「いや、みんな付け忘れてる」

「アホかお前らああああああああ!!!!」

何やってんの!?こいつDRPGがまともに効くウイルスだよ!?

急いでサブウエポンに切り替え撃つ

ターゲットがでかいため当たる

「ギ・・・ギシャ・・・ギギギ」

効いてるみたいだが、それでもまだ動く

上にはさみを両方上げ一気に下におろす、みんなかわすことはできたが地面が割れ振動で動けなくなる

「あ、やっべ5秒うごけねえw」

「龍太!そっちに行くぞ!!」

ターゲットは龍太の方へ片方のはさみを振り上げる

「あ~らら、駄目だこりゃ」

龍太は「まいったまいった」といった感じで両手を上げた、その瞬間はさみが振り下ろされ潰された

「・・・完全勝利は失敗か」

時哉がそう言う

「あいつにはあとで説教だな」

俺はそう言った

ターゲットがはさみを上げこちらに向く、すると

「説教だけは勘弁しますよ~!隊長!」

龍太がはさみにつかまり出てきた

「なぜ生きてる・・・」

「爆弾、口に放り込みますねー!」

そう龍太は言い、数秒後に大爆発をする

「・・・ぎ・・・がぎ」

ターゲットの目が黒くなる、マップのマークも白くなった

「やっりーい!俺がMVPでしょこれ!?」

「よーし、みんな戻る準備するぞー」

「ちょっとおお!?」

完全勝利、一番いい勝ち方だ

しかし、これは練習だ、もし本当の戦場なら・・・生きていたかはわからない


現実へ戻る、教官の評価はSだ

評価のランクはE、D、C、B、A、S、SSそしてjusticeというランクがある

最高ランクのjusticeは世界最高ランクウイルスの名を持つやつとの戦闘でしかもらえない

育成所ではSが最高なため、一番いい評価だ

評価を受けた俺たちは食堂へと向かう、評価がSだった場合一日食堂が無料なのだ

「腹減ったな~何にすっかな」

「カレーだろ普通」

「カレーとか何言ってんだ、肉だ肉!」

「カレーにも入っとるわ」

龍太と時哉がそう話しながら先を進む

「あの二人昔から仲良いですよね」

彩夏がそう言う

「まあ、あの二人は結構同じ仕事が多かったりするからな」

俺はカツカレーの食券を持っておばちゃんの所に行く、彩夏も来たが何を頼んだかは知らない

みんなで同じ席に着きそれぞれ頼んだものを食べる

「それにしても隊長、今回の模擬戦闘、俺最後カッコよかったっすよね!」

「あのまま潰されていてよかったのにな」

「まったくですよ」

「(゜Д゜;)」

これがいつもの俺たちだ、楽しくやるときは楽しみ、任務の時はしっかり任務をこなす

「というかお前ら全員なぜDRPGを持ってこなかった・・・」

「「「「「「「「「忘れてました」」」」」」」」」

・・・まだ本当の戦場に出るのは後になるらしい



趣味でやってみています、なにかコメントなどがあればよろしくお願いします

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