疑問ネタ×3/お久しぶりスシター/男子と2人の帰り道
~疑問~
このしょーもない疑問が由香の口から飛び出したのは、4人で部活をやっている時にお喋りしていた時である。
ネタ1
「谷さん、馬ってさー、ニンジンのイメージあるでしょ?じゃーさー、馬ってニンジンしか食べない訳?『馬にはキャベツ!』とかじゃ駄目なの?」
「確かにねー、馬ってそんなにニンジン好きなのかな」
「でもよく牧場とか行った時、馬にニンジン生で直接やってない?」
「本当にそれー!生?しかも直?みたいな感じなんだよね」
ネタ2
「潤井さん、給食の時給食帽被るでしょ?でもさー皆後ろの髪しまわないじゃん。意味なくない?」
「ゆっかー、そこ突っ込むかー。まぁ確かに給食帽って髪が入らないようにするものだもんね」
「そうだったの?」
「いや、そこ突っ込まないでよ、知らないのに意味なくないとかいってたの?でも確かに意味ないけどね。多少はあるんじゃない?」
「あっ、私も前髪はしまうわ!」
「あっ、大阪弁出たね」
※もう少しお付き合いください。
ネタ3
「谷口さん、例えばだけど、飴とかの商品って同じやつを2つとかに分けて置いてない?」
「……そっ、そうだね。なんだろう?」
「私の考えてなんだけど、あれじゃない?あれあれ、えーとっ、そうそう、あっ、商品をたくさんかさましして売りだそうとしてるんだよ!きっと」
「……違う気が……」
「うーん、この疑問を持った皆様、お便りお願いします♪これで解決!」
「………………」
~お久しぶりだよスシター~
今日、由香たち卓球部はお寿司を食べに来ていた。
「イヤー、久しぶりだね、スシター来るの」
「中村さんも?私もなんだよね。潤ちゃんは?」
「私もー!いつも無冠国寿司なんだ」
「……わっ、私も」
由香たちは店内に入る。すると、平日なのに凄く混んでいた。待っている間暇なので、オススメメニュー的なものがおいてある所に4人並んで座る。
「あっ、見て見て!ラーメンなんてあるよ!国寿司みたい。皆流れ持ってかれてるね」
「中村さん、味噌ラーメンと醤油ラーメンだって。国寿司は醤油らしいけど」
「ゆっかー、私『フレッシュ苺のメルパイ』っていうの食べたい‼」
「潤井さん、それ税抜き180円だって。食べればいいじゃん。予算内じゃない?」
「そーだよ、潤ちゃん。私は何食べようかな」
「谷口さんは何食べる?」
「私は……」
「中村さん、もうすぐ来そうじゃない?楽しみだなぁ。っていっても私はいつも通り鉄火と卵ぐらいかな」
「谷さんもっと別の食べなよ。私紹介するからさ」
この時、1人イライラしている人がいた。
(私に何食べるか聞いてきたんだったら最後まで聞けよ)
~男子と2人の帰り道(出会い編)~
これは卓球部に入る前、入学してすぐの出来事である。
「あっ」
「どうしたの?潤井さん」
「私、小学校の時に転校して来たやんか。前の小学校で同じやった奴、あいつや」
「えっ、あの前にいる男子?ふーん」
「あっ、ごめんゆっかー、もう帰らなきゃ。ばいばい」
「えっ、あっ、うん。またね」
私はあの時、どうしてもその子が気になったのだ。
帰り道が同じようで、私と彼は2人になった。
「あっ、あの……、あなた潤井さん知ってる?」
「ん?潤井って確か……あぁ、知ってる知ってる」
こんな会話から、私たちはよく喋るようになった。
男子と2人の帰り道本編はまた書きます♪感想よろしくお願いします。