私はあなたが嫌いです
わたしへ
私はあなたが嫌いです
優しいふりして笑って
自分を誤魔化すあなたのことが
とても嫌いなんです
星や太陽よりも月が
月よりもアスファルトが
アスファルトよりも
そこらに生えている邪魔者の
雑草が好きでした
花が美しいだなんて
誰が思ったのでしょうか
初めて言ったのは
誰なのでしょうか
生まれたときから
鮮やかに咲く花が美しいのだと
教えていただきましたが
私はそんなふうに思いませんでした
ちやほやされながら
誰の助けも貰えないで
独りで育っていくだなんて
そんな寂しい花を
美しいだなんて
情けでしかないのではないかと
ずっと思っていました
あなたもそうでしょう?
笑って誤魔化しながら
独りで生きていこうと
その傷に
指一本誰にも触らせず
生きていこうとするから
私はあなたが嫌いです
わたしへ
私はあなたが嫌いですが
その生き方を
否定することは誰にもできません
ご覧いただきありがとうございました。
私はわたしが嫌いです。
誰かに届きますように。




