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夢と未来の歩き方  作者: みやもり
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転校生

 私は、教室に入ってクラス全体を見まわしたときに、とても大切なことを思い出しました。これは走馬灯で、私は一度死んでいるんだ。しかも高齢で。今高校生に戻って、いる。というより、私は初めて高校生になった。前は、入院していたから。なんでこんな大切なことを忘れていたんだろう。私はとっさに、出席番号一番、窓際最前列の少年を見た。

 瞬間、思わず叫びそうになった。思わず泣きそうになった。何十年も昔に私に勇気をくれた人。それが今、目の前にいる。


 ―「あなたを、次の人生にご招待いたします。誰もに同じことはできません。これは、あなたが生を受けてからここまでの道のりで確かな信念と、それを実行し続けてきた結果なのです。信じられないかもしれませんが、これも一つの走馬灯、夢だとでも思っていただければ幸いです。でも、それは真実かもしれない。それが現実かもしれない。それを体験して、どう感じるかはあなた次第ですよ。どうか、ずっと持ち続けていた素直な気持ちをなくさないで。私はここで今しばらくそれを見させていただきます。」―


 そんなことを聞いた覚えがある。もう一度、やり直していいの?いや、やり直しじゃない。これは夢だから、もう一度、夢を見てみることにしましょう。長くて、まるで一生分あるかもしれない夢を。


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