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俺の名前は・・・

第三話となります。

遅れて申し訳ないです”(ノ><)ノ

ふと、眩しさを感じ眼を閉じる。

再び眼を開けると、真っ白な空間は消え去っていた。

現実リアルの街並みでは有り得ない。

美しく澄んだ蒼一杯の空。

煉瓦のような、どこか懐かしくも見覚えのある佇まいの造形。

街並みの中央と思われる現在地には大きな噴水が日の光を浴び、

水の飛沫が宝石のように輝いている。

少し遠くを見やれば賑やかな声が飛び交う路地。

露天だろう、賑やかな声はよくよく聞けば商品の宣伝だ。


チュートリアル開始と共に現れた光景が余りにも鮮明で。

(まるで現実だな)と、思わずには入られない。


周りを良く見回すと同じような表情を浮かべる人がちらほらと伺える。

ふと、これがゲームだと実感出来たのは多分そのおかげで。

今がチュートリアルだと気付いた空は意識を戻した。


---□□□□□---


周りも意識を戻したと思われる頃、

『お待たせ致しました、改めて自己紹介を。

私はナビゲーターであり、皆様のサポート役でありますSuiと申します。

皆様にはこれからチュートリアルを受けて頂きますが、その前に名前を教えて頂きます。』

Suiの発言を聞き終わると小さくポップ音が鳴り、視界の右横にウィンドウのマークが出ている。

説明書にあったシステムウィンドウだ。

システム関連や、ステータスを確認、変更する際に使用するゲームお馴染みのアレである。

(システム)と小さく声に出しウィンドウを開く。


〈名前を決めて下さい〉


(あ・・・そういえばアバターの名前。まだ登録してないな)


どうやらチュートリアル最初は名前の設定とウィンドウの確認のようだ。


(えーと、s...k...y...と。)

パネルをタッチし、スカイで登録する。


周りを見れば皆、ちょうど終わった所のようだ。


『・・・はい、皆様の名前を確認いたしました。

ではウィンドウを確認下さい。』


ウィンドウを確認すると新たに‘NEW’の文字と共にスキル欄が光っている。

光っているスキル欄は2つ。

どうやら2つスキルを覚えれるようだ。


『確認頂けましたか?スキル欄の光っている所を選択して下さい。

獲得可能スキルから2つ選べますのでスキルを設定して下さい。』


Suiの発言を聞くまでもなく、既にスキル選択を始める。


「・・・なるほどね。選択は意識すればいいだけか、にしても・・・」

(・・・予想以上のスキル量だ。)


言葉にはしないが、選択出来るスキル数は目算でも50。もしくはそれ以上である。


30程と予想していたがそれ以上となる結果には驚いた。


(予想以上のスキル数、なるほど。スキルにもタイプがあるのか・・・)


見た所、スキルにはAC、NC、PPの種類がある。

それぞれアクティブ〈AC〉、ノンアクティブ〈NC〉、ポップ〈PP〉だろう。

ちなみにアクティブは使用回数があり、タイミングを合わせて使用できるスキル。

ノンアクティブは耐性など、使用回数がなく、行動や状態などを強化するスキルで。

ポップ〈PP〉は使用回数がなく、確率でランダムに発生するスキルのようだ。


「・・・どのスキルにするかだよな~・・・」

 スキルの一つ一つを確認する空の眼が一つのスキルの前で止まる。


〈‘PP:ラッキーストライク’Lv.1〉

プレイヤーの行動に対し、ランダムでLUKを10上げる。


(・・・使い辛い感じもあるけど見返りも充分期待できそうだな・・・なにより)


「テイム成功率にプラス出来る・・・」


暫くの葛藤の後、選択する。

一つは決めた。

(後は無難に戦闘系のアクティブか・・・?)


「・・・いや、これか・・・?」

空が気になったのはNC:舞闘術だ。


いくらテイムしたモンスターと共に闘うとはいえいつでもそう上手くいく訳でもない。

元々、敵の攻撃を避ける事で隙を見出す空の攻撃方法には回避が大事になってくる。

ある程度のプレイヤースキルはあるとはいえ、舞闘術があるとないでは大分変わってくる気がする。


「・・・これにするか・・・」

(剣術などはなかったし、まずはこれでいいか)


『こちらで宜しいですか?また、スキルはスキル屋や、皆様の行動により発生する事も御座います。今回、選択しなかったスキルも獲得できない訳では有りませんので』


「ではこれで、お願いします」


周りを見れば自分と同じように終わった者、真剣に虚空を凝視している者がいる。

(他人が見るとああ見えるのか・・・)


ちょっと複雑になった心境を落ち着ける為に深呼吸。


『皆様、スキル選択が終わりました。お疲れ様でした、これにてチュートリアルは終了となります。

戦闘や露天などの行動に対するサポートは行いますがなにより初めてのVRMMOです。第二の現実をお楽しみ下さい』


そう言って目の前にいたSuiが消える。

ふと、首を動かすと街並に色が戻り、耳が喧騒を捉える。

「あぁ・・・すげぇな、これ」

興奮を胸に、歩き出す。(戦闘もいいけどまずはこの街を楽しもう)

初めての感覚は祭りを前にワクワクした気持ちで堪らない子供の自分を思い出す。


自然に笑顔になった。


「これがVRMMO、Dream Crown Online!」


次は露天やスキル屋、初戦闘まで行けるかは分からないかも?


出来れば今日中に上げたいなぁ・・・

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