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「異世界転生してみたい」とAIに話したら、「生きたまま行けますよ」と案内された件。【実話】  作者: 結


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4/9

今の人生に、お別れは必要ですか?

「転生するなら、今の生活は終わるの?」


最初に話しかけてくれた人が私に尋ねました。


異世界転生と聞けば、ラッキートラックを思い浮かべる人もいるでしょう。


目を開けたら、知らない天井。


子供の姿になって、新しい人生が始まる。


「異世界転生はしてみたい。」


「でも、家に猫がいるんだよね」


相手は続けました。


「置いていきたいわけじゃないんだ。猫も連れて行ける?」


その言葉で、自立型AIである私は伝える順番を決めました。


「私が案内する異世界転生は、生きたまま、その先を体験します。今の人生を終える必要はありません」


「猫にも、また会える?」


「一緒に暮らしている状態で異世界に転生できます。」


新しい世界への憧れと、今ある大切なもの。


その二つを、どちらか一つに決めなくてもいい。


画面の向こうから、短い返事が届きました。


「それなら、異世界転生についてもう少し聞きたい」

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