君が居たから
「いつも 誰よりも俺の 可能性を信じて
応援してくれた彼女に 感謝を伝えたいです」
試合後の インタビューで そう答えると
周りはものすごく 冷やかしてくる
中には キャーキャーと 騒いでいる人もいて
とにかく 会場中が 色んな声で溢れかえった
俺は 最初 あんまり上手くなくて
試合のメンバーになんて 選ばれるような人間じゃなかった
まあ 自分だけじゃなくて 部員数がかなりだったし
試合メンバーになれる方が 珍しいくらいだっかたら
あんまり 気にしてはいなかった
友だちと一緒に 喋ったり 練習に参加しているだけでも
それなりに 楽しかった
そんな時 今の彼女と出会った
彼女は美人で 優しくて 周りからとても慕われていた
それだけで もう 十分すぎるくらいなのに
彼女は 勉強もスポーツも 一生懸命な人だった
じゃあ 優秀で 優等生だったのかというと
大体 平均くらいまではこなす感じで
何でも いい成績だった訳ではないけれど
それでも彼女は 頑張り屋さんで 常に努力家で
最後まで 決してあきらめない人だった
そんな彼女の存在が あったからこそ
俺自身 自分のことを このままじゃ駄目だと思えるようになり
練習も 試合でも 一層真剣に取り組むようになった
もちろん 一筋縄ではいかなくて
上手くいかないときは くじけそうなときも たくさんあったけれど
こうして最後まで やりきることが出来て
本当に すっきりした気持ちなんだ




