雪別れ道のモフモフ王
山岳信仰の強い地で、行方不明になった叔父の消息がわかったのは、春雪の季節だった。沢に転落したらしい遺体は、頭部のみで、叔父とわかるのは、携帯とカメラと車の鍵のみ。母親に急かされ、駆けつけた15歳の桂華にとって、寂れた山々は、懐かしい思い出ばかりで。亡くなる前、叔父さんは、山岳信仰について、話をしていた。山で、遭難したらおおかみさんが助けてくれる。狼=大神。叔父さんが、山岳ガイドとして務める以外は、寂れた高校の教頭をしていて。訪れた高校の図書館には、不思議な絵があり、桂華は、狼達の世界へと足を踏み入れる。
春雪は、忘れた信仰を思い出させる
2023/05/10 20:17
ひっくり返った祠様
2023/05/11 18:10
右目の光を閉じ込めた石
2023/05/11 20:13
3つの瞳と2つの王
2023/05/12 21:32
約束の花嫁
2023/05/14 10:53
閉じ込められた山の王
2023/05/14 13:13
封印されたモフモフ王
2023/05/15 21:27
人狼の守る山
2023/05/16 21:59
モフモフ王は、雪に消えて。
2023/05/17 21:30