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神特究  作者: きらきら星
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パブロフドール 実力者達の計画


 注意してください。飲み込まれる恐れがあります。

 小さなお子様の目のないところで読んでください。

 これを読んで新しい道を見つけても一切責任は取りません。



 人間はこれ以上進化できない。

 人間が二足歩行を始めた時からそう決まっていた。

 二足歩行を選んだ人間はこれ以上大きな脳を手に入れることができない。

 もしバスケットボール台の脳を持って生まれてくる子供がいるならその子は母親の腹を引き裂いて生まれてきた。

 そんな冗談が僕達の今のブームだ。

 

 コンビニの袋を大量に持って大学の門をくぐり一番新しい建物に入る。地下へ階段で下り別の階段を登ってそこにある特別なエレベータで地下三階へ降りる。

 三種類のIDカードを使って三度ゲートを通る。

 最後に声門、網膜をパスしてようやく研究室の扉の前だ。

 虹島医療福祉大学精神科第七特別研究所。別名『神特究』ここが僕の職場だ。

 表向きは子供の精神についての研究所。だが裏は……

「帰ったぞー」

 黒塗りの大きな実験台を四人の同僚が囲むように座っていた。各々好きなことをしている。一応ここは職場なのだが一日の大半をここで過す彼らだ。私物が部屋を埋め尽くしていた。

「おう、遅かったじゃねえか。カップラーメンあったか?」

 彼の名前は五十嵐風真、生物専門の元大学教授。日本最年少と話題になったが人間の遺伝子実験が原因でここに来た。

「昨日より5分32秒遅くなってる。平均と比べると4分22秒…罰金!プリン追加!」

 彼女の名前は斎条桜、この大学の元助教授。精神科医としても優秀な彼女だったが薬物が人間に及ぼす実験を患者全員に施した経歴がある。

「よいではないですか。私達の買い物を代表で行ってくれているのですから。ということで私はボールペンをお願いします」

 この中の最年長の御波聖雅、優秀な外科医だった彼だが死んだ人間に生きた人間の臓器移植を試みたためここに来た。

「そうだ修司、今度はコーヒー豆よろしくね」

 彼女は椎名瑠奈、彼女は生命の進化や変化を研究していた学者。世界初の人間と動物のキメラを作り出した実力者だがその物に人権があるのかなどの問題でここに来た。

「てめぇら、たった今帰ってきたばっかりだろうが!いつも言うが要求は一度に言え。ここまで来るのがどれだけ大変か分かってるのか!」

「じゃんけんで負けたんだから文句言わないの。あと、シュークリームも追加ね」

「たく、明日だ。明日。とにかく実験始めっぞ」

 そして僕、中本修司。危険物質専門で薬物もやっていたが特に好きだったのが放射能実験だ。その実験でしくじってここに来た。


 実力はあるが世の中が受け付けなかった僕達五人。

 影で天才と呼ばれていた。

 だが世間は僕達をマッドサイエンティストと呼んだ。

 

 神特究の裏の顔それは『人類人工進化計画』だ。

 裏の政府に作られたこの組織は国から莫大の投資があり許されない実験をすることができるところだ。

 内容は今より数段上の人類を作り出すこと。IQ200や常人離れした記憶力など程度の低いものから動物と同じ身体能力を持った人間を作るなどがある。やることは沢山あるのにこの人数は不満がある。

「それじゃ、パブロフドールの状況を聞こうか」

 パシリの僕だが一応ここの最高責任者だったりもする。

 パブロフの犬をご存知だろうか。犬にえさを与える時ベルを鳴らす。それを習慣化していって最後にはえさが無いのにベルを鳴らすだけで犬がえさを食べる時のようによだれを出すあれだ。ちなみにドールとは人間の子供のことだ。

「対象ドールは10体。全てアルティメットドールを用意した」

 五十嵐の報告に皆が驚いた。

 アルティメットドール。僕達は縮めてアルドールとも呼んでいるそれは『究極の子供』という意味だ。

 昔こんな実験があった。無作為に選ばれた10人の3歳児。そのドールを大人や親から離れた所に隔離して育てることにした。行き届いた教育、食事、環境。当初の計画では20歳になることには世界一の天才ができると言われていた。だが、全てのドールが16歳で死んだ。その実験で得たことは成長には愛が必要だということだった。

 その表の発表と現実は違う。実は一人生き残っていた。それがアルティメットドールだ。

「アルドールが10体も…よくそろえられたものです」

「まーな、でも五年しか調整されていないのが傷なんだがな。今回の実験にはちょうどいいだろうよ。雄雌混合の14歳から16歳だ。内容は斎条よろしく」

「はい、10体同じ空間での生活1体に3畳の空間を壁で仕切られた部屋を与えるの。でも天井が無くて全ての部屋の声はすべてのドールに聞こえる。その部屋の出入りは21時から7時の間だけそれ以外の時間全てのドールは広い共有の場で過す。そして一時間おきに空間の色を変える」

 斎条の説明はこう続いた。

 空間全体を一色に染めその色に応じたことを体験させるというものだ。

 青色なら勉強。

 緑色なら食事。

 黄色なら自由時間。

 赤色なら悲劇の映像を流す。

 それを習慣化して行きどうなるか実験するのだ。

「以上です」

「よし、なら始めようか『神に特別に許された究極の実験』を」



 ダークを書きたいのでこんなのも始めようと思います。

 投稿は『演劇団長』優先なのであまり期待しないでください。

 でも、豚なのでおだてられると急いで書くかも…

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