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神々の基礎設定
この世界の神々は、常に覇を賭けて争っている。
神軍は、大きく分けて3つ。
1.獣神族
獣神族はその名の示すとおり獣の神で、大地と水の属性を持つ。
単身決戦の気位が高く、多くは猪突猛進型の荒神である。
獣神族の女神には、一定年齢になると子を授からねばならない掟があり、その所為か軍の規模は最も大きい。
2.光神族
光神族の属性は風と光。
戦いに気品を見出す傾向が強く、自己を傷つけるのを嫌い、高速、遠距離攻撃を好む麗神である。
光神族は一夫一婦制で、女神には己が操を貫き通す傾向がある。
3.戦神族
戦いのために生まれた、三眼八手の殺戮の神。
気位は三神族の何よりも高く、戦いに身を投じ、戦いの中で命を散らすことを矜持とする。
女神でも子を宿すことは滅多に無く、その圧倒的な力に反し、神軍の規模は最も小さい。
一柱でも他の神軍1000騎と戦うことが出来るため、戦場では「ア・スーラ」と呼ばれ、恐れられる。
その強大な力故に、一度敗軍となると、勝者によってその場で三眼を潰され、八手を切り落とされることが多い。
それほどまでに、スーラ神族は恐れられている。