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与謝ログ G first story  作者: てら
プロローグ
1/22

序章

「あの与謝野の……息子さんですか?」

「そうだ。そいつが今度ウチの一課に入る」

「えーっと……。色々質問があるんですけど、どうしてそんな深刻な顔で言うんですか?」

「いや……。俺もちょっと信じられないと思っているからな……」

「はい?」

 ある警察署の公安部一課の事務所で、部長の金司と部下の女がそう話していた。その言葉が朗報なのか悲報なのかは、定かではなかった。

 金司は女の肩に手をポンと叩き、ため息をつく。


「まぁ、近い将来同僚になる社員だ。仲良くしてやってくれ」

「い、いや。そんなこと言われましても……」

「気になるんなら自分で調べたまえ」

 背中を見せる金司に、女は身構えて聞いた。

「じゃあ、名前を教えてくださいよ」


 わずかに女に顔を向け、金司はハッキリ名前を申し上げた。





「与謝野佳志だ」

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