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暴言

 「そうよ~♡」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「姉と俺をここに召いたのも、セアに召還陣を持たせて六柱の精霊達を俺に遣わしたのも他の娘達を導いたのも貴女なんですよね。」

 「う~ん それなんだけどぉ うちの娘達はそ~なんだけど ほかはそ~でもないのよぉ♡」

 何か言う度に腰を揺すっているつもりらしいのだが、吊した玉が横揺れしているようにしか見えない。ただ精霊の女王だけあって大きさや距離がわからない。俺より背が高いような低いような、近くにいるような離れているような、なんともあやふやなかんじだ。

 ここが精霊の庭 ニブルヘイム だからだろうか? 精神世界なのかもしれない。

 女王の手の平に緑の甲冑と羽根の生えた猪? 毛がふさふさでしましまで不自然に眼が大きくて・・・そうか、瓜坊だ瓜坊に白鳥のような純白の羽根が生えているんだ。

 ん?!

 「お~い 姉ちゃん!」

 お姉さまが固まってらっしゃる。

 「・・・~~~かっかっかぁ~

 かっわいい~っ!!!!!!」

 姉ちゃんが壊れた。

 「この子たちを用意してたのよね~」

 もう片方の手に巨大な長刀を爪楊枝のように持っている。

 「ちゃんと三日ぐらいつかうと女の子に変身するようにしたのよ~」

 「無駄な機能を・・・」

 「その娘の代わりは私が往くはずだったのよ~」

 ユシルちゃんを指差している。

 良かった、ユシルちゃんが来てくれて本当に良かった。

 姉ちゃん羽根瓜坊に抱き付いて、欲しい欲しいとねだっている。

 実は精霊の女王 ティターニア が本当に実行犯なのかどうか確信は無かったのでかまをかけてみたのだが、あまりにあっさり認められて拍子抜けである。

 「あの頃の女王さまは痩せててモデル体型だったんだよ?」

 「そうそう? きれ~だったんだ?」

 「うん、そのセリフ俺の眼を見て言ってみようか?

 何故逃げるのかな?」

 「それはまあ、あの頃も美人だったけど、今でも美人だからじゃあないのかしらぁ?」

 「え?!」

 「違うのかしらぁ?」

 「うぐ・・・」

 「ち が う の か し ら あ ?」

 

 


 俺は理不尽な言葉の暴力に沈黙することしか出来なかった。

 まだ続きます。

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