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生体

 前回のモザイクというのは、現在AVなどで使われているものの元になったものです。

 早朝、大量の魚を運んで来た船が出航しようとしている。帆は既に畳まれて後は川の流れにまかせて海に下ってゆくだけだ。

 難民で海まで歩ける者は既に海に着いているはずだ。俺は十年前の戦争について、出来れば魔族について知っている人物の話を聞くために、海に行こうとしていた。

 「あのね、船に乗るつもりなんだけど・・・」

 「ん~ん」

 なぜかリューちゃんが腕を掴んで離してくれない。

 船員さん達が、迷惑半分な眼で見ている。

 「あのね、海の方にね用事があって行きたいの。」

 こくこく

 「だから船に乗りたいの。」

 「ん~ん」

 同じ事を言うのはこれで五回目。

 『安全装置が機能している可能性が高いです。』

 腕に装着したデルちゃんから。

 『どういうこと?』

 『操縦登録者の安全を確保するため自機以外の搭乗を制限する機能がある可能性が高いです。』

 『は? なんでドラゴンにそんな物が?』

 『個体名リューは一万五千年前に◐検索◐ベテルギウス宙域で五百二十万体製造された◐検索◐生体兵装のうちの一体です。稼働個体は現在確認されていません。化石化したものが四体、うち二体が博物館、一体が自社の研究施設、一体が公式には行方不明となっております。』

 「生物兵器?! リューちゃんが!」

 『肯定します。』

 驚きの事実である。てっきり精霊さんと同じファンタジーの住人だと思っていた。

 「もういいから出航しちゃって。」

 「あ、姉ちゃん!」

 「じゃ、あたしは身体動かしてくっから。」

 兵士に混じって戦闘訓練だそうだ。

 取り残された俺は、四つん這いになったリューちゃんの背中に乗った。

 まだ続きます。

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