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謁見

 王城にしては今一つ、城とはいっても石造りであるという以外はちょっと大きい家といった感じ。バルコニーも無いし。

 城壁内のほとんどの家が土ブロックで、わずかに木を使用したものがあった。

 砂漠の温度差によって、風化が起こりやすいと考えると、石材は貴重なのだろう。

 謁見の間といっても、ちょっと広い部屋でしかなかった。玉座という概念があるかどうかすらわからない。ここは異世界なのだ。

 大きなテーブルがあった。この石のテーブルが王権の象徴なのかもしれない。

 姫様に続いて、姉さん、リューちゃん、セアちゃん、俺の順で入室する。

 ユシルちゃんは俺の背中から離れようとしなかった。

 あと精霊さん達もいるのだが、一晩経ったら3㎝から5㎝になっていた。

 朝見たときは、びっくりした。

 どのように成長するのか聞いたが、知らないそうである。彼女達に聞き出すのは大変でした。

 あと、セアちゃんからフォリゼ姫が嫁き遅れ姫と呼ばれていること(戦争で婚約者だった隣国の王子が亡くなったらしい)や、その国の最年少の王子が新たな婚約者となっていることを聞いた。なんでもその王子セアちゃんと同い年の十歳だそうだ、姫様は二十歳。

 ゼロの概念が無いので数え年である。

 精神年齢が同じだったりして。

 などと考えていたら、姫様に睨まれていた。

 まさかほんとに心が読めるとか・・・

 ファンタジー世界では、無いとは言い切れないのが怖い。

 「その者達についてはダオロから報告があった。しかし、その人形のようなものが本当に精霊なのかね?」

 簡単な挨拶と、自己紹介が終わるとまず王様が尋ねてきた。

 「報告があったなら御存知と思いますが、同じく精霊と共にある者として、精霊であると断言致します。それも私たちが知るものよりもはるかに高位の存在です。」

 姫が人差し指をたてると、精霊が昨夜と同じように指先をくるっと回る。その芸仕込んだの?

 「そういえば彼の紹介がまだでしたわね。」

 あれ?自己紹介ならさっきしたはず。

 「この方が私のこの身を汚した責任をとって我が夫となる方ですわ!」







 まだ続きます。


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