「約束しよう」
感想が書かれていました。にまにまもんですなこれは。
タイムなんたらがなんたらなんたらでエラーが起きてなかなか返信が出来なかったけど無事返信出来てよかったです。
今回長いです。びっくり。
※更新日に早速変更した部分がありますた。
※1/8指摘された脱字を直しました。
※1/13指摘された誤字を直しました。
重苦しい雰囲気の古城。その最奥にある重圧感のある扉が音を立てて開かれた。
突如として燃え上がる数々の燭台の炎。そしておおよそ縦横10mはある部屋の奥に一人の大柄の男が目を閉じて玉座に座していた。その男は重苦しく語る。
「よくぞここまで辿り着いた。ちっぽけな人間よ……。そして此所まで来た事を後悔するだろう。我が名はこの城の王!大魔王ラグゾビュートであ………、居ないだと?」
ラグゾビュートが台詞を向け目を開けた先には誰も居なかった。しかし扉は開かれており、仕掛の燭台も炎が点っている。
おかしい、誰かが来たことは明白だがそこには誰も居ないのだ。謎の現象が起きているのを前にしてラグゾビュートは悪戯の類いだと勘づいた。
「ふむ、何処の誰かも知らぬ奴だが許せぬ!今すぐ世界を恐慌に陥れたい気分だ!!」
ラグゾビュートは扉を閉め、灯りを消して玉座に戻り目を瞑り、いずれ来る、自分を討とうとする人間を待つ。
しかし彼は気付かなかった。その部屋の中程の壁に今さっきまで無かったはずの箱が在ることを。
「皆、この先がラグゾビュートの部屋だ。今のうちフォーメーションの確認と戦闘の準備をしよう」
扉の前で茶髪の剣士が後ろにいる五人の仲間達に命令を下す。どうやら彼がこのパーティーのリーダーのようだ。彼の仲間は前衛がタンクの重戦士、アタッカーの侍。後衛が回復役のプリースト、後方援護の魔術師と弓兵のハンター。となっている。
この中の誰もがLv.130台だ。それなりに場数はこなしており、お互い長い付き合いだった。ここ、ラグゾビュートの城はそれなりに宝が良く討伐依頼モンスターが数多く出てくるのだが、未だこのパーティーでは最奥に行った事が無かったのだ。
そして今日、この奥の部屋、ボスのラグゾビュートを倒して見ようと思い立った。
「今日はラグゾビュートを倒す為にここまで来た。皆、頑張ろうぜ!」
「「おうっ!」」「うん」「はい!」「そうだね」
そして扉を開く。
「よくぞここまで辿り着いた。ちっぽけな人間よ……。だが此所まで来た事を後悔するだろう。我が名はこの城の王!大魔王ラグゾビュートであるっ!!」
その台詞が戦いの始まりであった。3m強の大男が玉座から立ち上がり腰に差している長剣を抜き放つ。
まず重戦士が自分に注意がいくよう【挑発】をかける。しかし知性のあるモンスターには効きにくいので、あくまで気休め程度だ。積極的に相手の攻撃を凌いでいく。持っている大きな盾で防いでいくが当然ダメージは蓄積される。しかし回復役のプリーストが【癒しの風】でその傷を癒していく。
重戦士が頑張っている間にそれぞれ攻撃を仕掛ける。
「【氷残剣】!!」「いくぞ!【一刀両断】!」「【フレイムボム】!」
剣士が左側、侍は右側、魔術師は頭目掛け己の技をぶつけていく。だがラグゾビュートもやられてばかりではない。技の反動か少し隙の出来た剣士に【ストーンバレット】が飛んでいく。
「何っ?!【並行行動】が出来るのかっ!?」
重戦士が防ぎきれない攻撃に驚く。
「【ロックオン】【三重の矢】」
剣士に当たる寸前、ハンターがラグゾビュートの【ストーンバレット】を撃ち落とす!
「サンキュー!」「いいってことよ、【曲射】!」
調子が上がって来たのか、コンビネーションを駆使してラグゾビュートを追い詰めていく。
しかし、
「フハハハハッ!!中々やるではないか、少し本気を出すとしよう!」
そう言い放ったラグゾビュートは腰に差していた剣の鞘を持ち、二刀流になる。
攻撃の手数が増えて重戦士では防ぎきれなくなってきた。まだプリーストやハンターの援護があるのでなんとか優勢を保っている。
「まだ耐えるか。では絶望を味あわせてやろう!!【ダークワールド】!!」
ラグゾビュートから濁流の様に溢れ出る黒い波が襲いかかる、パーティーに対する全体攻撃が繰り出される!近くにいた侍はモロに受けてしまい、更に状態異常の【暗闇】になってしまう。
目の前が真っ暗になり、硬直してしまう。ラグゾビュートはその隙を逃さず長剣が侍に当たる。
「ぐぬっ!無念……。だがっ【残念無念の魂】!」
【残念無念の魂】により使用者が受けていた状態異常を、他のパーティーメンバーには無効にする加護を付け、この場から退場する。
「くそっ!よくもやりやがったな!」
剣士が斬りかかりラグゾビュートは鞘でそれを受け止め長剣を振るい、重戦士は長剣を防ぐため盾をつき出す。
だがラグゾビュートはニヤリと笑い長剣が盾とぶつかる寸前に力を弛め、攻撃の軌道を変える。その軌道はだいぶ距離があるプリーストに向かっているが、届かないと皆が思った矢先、ラグゾビュートは長剣を投げたのだ!プリーストは反応出来ず長剣が胸に刺さる。
「きゃぁぁぁあああっ!?」
「何だとっ?!」
一撃でプリーストは死んでしまい、回復する手段は回復薬のみとなってしまった。
回復役がいなくなってしまった事により一気に状況が逆転してしまった。
「どうするっ?」
「回復薬の残りはっ?」
「まだ沢山あるぞ!」
「僕は撤退した方が良いと思うよ!」
「いや!やれるだけやろう!!」
戦闘の最中戦闘方針を決めこの状況を覆さんと奮闘する。
「今相手は鞘のみだ!時折飛んでくる魔法にもきをつけよう!」
魔法攻撃には魔術師が対応し、ハンターは剣士と重戦士を援護する。剣士はスキルを使って着実にダメージを重ねていく。
ラグゾビュートは剣を納める方向の口で鞘を突く。重戦士は盾を構え衝撃が来るのを待つが、
「後ろだ!!」
「え?」
重戦士は腹から突き出てる長剣を信じられない物を見たかのように眺める。刺さった長剣は鞘に少しだけ収まっていた。なんと彼の使う長剣は鞘に戻る仕組みがあるのだ。ラグゾビュートは長剣を思い切り叩き上げ、
「うわああああああ!!?」
また一人脱落していく。
「流石に不味いな……」
「でももう逃げる事は出来そうにないね…」
「やるしかないか…。すまない、判断をミスったようだ」
「まぁ、気にすんな」
「ああ、……ありがとう」
ハンターが矢で鞘を狙い、剣士に掛かる負担を少しでも少なくする。魔術師も必死に打ち出される魔法を相殺していくが、その顔は苦い。
「ゴメン、MPが切れた!」
MPが切れてしまった魔術師はラグゾビュートに向かって走り出し斬りかかってくる長剣を棒術を使って威力を殺す。
「今だっ!【ダブルクロス】!!」
剣士は【ダブルクロス】を発動させ十字とバツ字の斬撃を当て、ラグゾビュートは二歩程さがる。
「ぐぬぅ……。今のは効いたぞ!だがこれで終わりだ……!!【混沌の渦】!!」
黒い渦に剣士と魔術師は巻き込まれ、その命を散らす。
「残るは貴様だけだぞ?命乞いをするなら今のうちだ……」
「ふん…、誰が命乞いなどするか。お前を倒してしまえばいいだけだ!【宣言の矢文】!!」
予めセットしていた手紙を矢に結び付け射つ。見事にラグゾビュートに当たり、ラグゾビュートは手紙を読む。
「なになに……『今日の十時にファミレスのカスドいこーね!今日はパフェが半額なんだってー!!でも太らないよう気をつけてなくちゃ……。それに気になってる男の子がいてさ、相談したいんだよね。コイバナしよ!コイバナ!!』」
「………」
顔を真っ赤にするハンター(♂)。
「…………貴様おなべか」
「そうだよっ!!くそっ!!!ぶっ殺してやる!!!」
冷静さを失ったハンターはその後アッサリと負けてしまった。
重い扉が開かれ燭台に炎が灯る。
扉をくぐり抜けたのは二人。先端部分に刃がある槍を持った猫の獣人の女性とローブを羽織った自分の身長程ある杖を持ったヒューマンの女性。
「よくぞここまで辿り着いた。ちっぽけな人間よ……。だが此所まで来たことを後悔するだろう。我が名は「ごちゃごちゃナゲーんだよ!!」ぬべらっ!?」
演出を無視し、石突き【スクリュードライバー】で思い切り座っているラグゾビュートに放つ。
「お、おのれ……ゆる「【無酸素の霧】」………ッ?!!」
呼吸が出来なくなり体力が奪われていくラグゾビュート。その間にも槍をツンツンつつかれ、ガリガリと更に体力を削られていく。
するといきなり【ダークワールド】を繰り出すラグゾビュートだが、槍を持つ方は【大旋風】を器用に前方向に回して黒い濁流を散らし、杖を持った方は濁流が勝手に避けていく。
【大旋風】による勢いをそのままに【槍投げ】を発動させ、槍は回転しながらラグゾビュートにぶち当たって、勢いが強かったせいか遠くに跳ね返ってしまう。
「【鎌鼬はそこにいる】【バブルバブルバン】【-273℃ってこんな世界】」
猫の獣人が槍を取りに離れている間に【鎌鼬はそこにいる】により真空が発生し肌は裂かれ、【バブルバブルバン】が留まっている鎌鼬に当たり爆発する寸前、【-273℃ってこんな世界】によりまるで手榴弾が幾重にも重なり爆発するかのような轟音が響く。
「ぐおぉぉぉ……われが、し…んでも……またよみがえ…り……このよを………」
ラグゾビュートはもう瀕死状態だ。そこに魔の槍が忍び寄る。
「弱っちいなぁ。【二心房二心室突】」
ザッザザザンッ
捻りをくわれられた突きにより心臓を四回刺され、ラグゾビュートは二人の女性によって【混沌の渦】を出す暇も無く殺された。
エリアボスであるラグゾビュートは黒い破片となり砕け散って消えた。
「おっ、【大悪魔の二又槍】ゲットじゃん!ねーちゃんはなんか良いもんあった?」
「これといって欲しい物は、ここではでないから……。でもイケない人なら見つけたわ」
「ん?ありゃぁ……」
杖を持った女性は壁を指差し、槍を持った女性はよーく壁を見ると。
「なぁ、箱がある?のか?」
「ええ。【弾けろ大惨事】」
杖の先から丸い球体が浮き出て箱にぶつかる。
バァァァン!!「うひぃぃぃごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ……」
箱が弾け、中から石みたいな素材に身を包んだ男が箱の破片をかき集め身を隠そうと蹲る。
「お前、ウィンシーじゃねーか!!」
なんとウィンシー、ここで登場。
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめぅっ……ぅぇ」
「何時からそこにいたのかしら?と言うより何でそこにいたのかしら?場合によっては……」
「じょ、じょうひょう、しゅうちゅう…、です……」
「私達のですか?」
「ラ、ラグゾビュートの、強さ……行、動パター…ンとか……」
「そうですか。じゃあ何時からいたんですか?」
「……昨日、の晩…」
「っかー!もう昼になってんじゃねーか!」
ウィンシーはこの世界の晩から今の昼までずっと動かずここにやって来るプレイヤーを参考にするため世界樹の木から魔力を入念に込めて出来た段ボール製の箱に籠っていたのだ!!
「お尻、痛いよぉ……」
「馬鹿じゃねーのコイツ」
「まぁまぁ。それで、私達の戦いは参考になりましたか?」
「……び、みょう…です」
「あ″ぁ?何が微妙だったんだよ?」
「ひゅぅっ!?ぁゎゎゎ…」
このまま死んでしまうのではないかと思われるくらい萎縮しまくるウィンシー。
「リサちゃん、ウィンシーさんは心臓が小さいって言われてるでしょ?もっと優しく言わないと……」
「けっわーったよ!…んで?何が微妙だったんだ?」
わたわたしだし、ウィンシーは一生懸命言葉を考える
「え、えええとその……じょ、常人、真似、でき…なぃ」
「そうか?」
「そ、うなんです…。あと…スキルコンボが…微妙」
「そんなはずねーじゃねーか!」
「ぅくぅ……、ぐすっ」
まだ心の弱いウィンシーはグズってしまう。泣かれると思わなかったリサと呼ばれた猫の獣人は慌てだす。
「な、泣くなよみっともねー」
まったくである。
「ハル、カさんは、オーバー…キル……」
「ですが……試したかったんですもの」
「そう…ですか…」
「ねーちゃんいつも新技試すからなぁー。新技といえば、お前のその装備何なんだ?新しいだろその装備」
石像と言っても納得しそうな外見を持つ鎧の姿をまじまじと見る。
「……う、…神界に、いた…巨人の化石をベースに…造った」
「へー、お前の造ったのは性能が良いからな。この【紅いスカルゴ真っ朱な心】にも随分お世話になったもんだ」
猫の獣人が着ているのは溶岩マイマイというカタツムリをベースに造られたウィンシーお手製のオーダーメイドだ。
「それにこの装備軽いし」
「浮遊石……純度高め、て、使ってるからだょ」
浮遊石とはまんま空に浮いている特殊な鉱石の一つである。
「へー、これまだ強化出来る?」
彼女が着ているのは評価:60なので、
「で、きるょ」
「おぉ、じゃあ今度勝負な。ねーちゃんもついでにやってもらうか?」
「いいんですか?大変になるのはウィンシーさんじゃ……」
「三…人まで、なら……平気だぉ」
彼が三人までという制限を付けているのは造るのが大変とか闘うのが大変とかではなく、単に四人以上だと錯乱してしまうからだ。昔は一人でもキツかった。……錯乱ておいおい。
「何パーセ、ントに挑戦…します……?」
「じゃあの75%で」
「わかった…今日、もう疲れ…た、ので…ラグゾビュートかってから落ち、ます」
「ああ、じゃあオレ達はもう落ちるわ。暇な時連絡すっから時間空けとけよっ!」
「では私達はこれで、今度お願いしますね?」
そう言い残し彼女達は玉座裏のポータルから去って行った。
「ふぁぁぁあああああ……怖かったっ…。でも沢山話せたぞ……!」
そして内側から扉を開け外に出てからまた扉を開けて中に入る。
燭台に炎が灯る。
もう見慣れた光景だ。
「よくぞここまで辿り着いた。ちっぽけな人間よ……。だが此所まで来た事を後悔すだろう。我が名はこの城の主。大魔王ラグゾビュートである!」
何度も聞いた台詞。そして、
「【生きる魔装〈世界を支えた小人〉】」
天井に届かんばかりに大きな小人はラグゾビュートを見下ろす。
ラグゾビュートは見下ろす事はあってもまさか見上げる立場になるとは思いもよらなかっただろう。開いた口が塞がらない、まさにポカーンとした表情だ。
ミシミシと城が悲鳴を上げている。それに構わず小人は進む。
「もう…何なの今日……」
ぷちっ
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「ラグゾビュートか、大丈夫だな」
昔を思い出し、懐からお菓子を取り出す。
ウィンシーは今、エルリーナが寝た後で妖精達に別れを言うため湖に来ていた。
「お菓子だぞー集まれー」
しかし誰も集まらない。
妖精とは昼夜構わず騒ぎまくる物だからこの反応は少しおかしい。
まさか嫌われたのか……。と気落ちしていると一匹の妖精がちょこちょことやって来た。
「うぃんしー……どっかいちゃうの……?」
ああ。と頷こうとしたが妖精の顔を見て言葉に詰まる。
今にも妖精は泣きそうだったからだ。
「うぃんしー…おかしいらない…」
「うぃんしー…いかないで…」
「うぃんしー……いらないからいかないでー…」
思えばウィンシーは彼等彼女等にとてもお世話になった。
もうここには帰れないかもしれない。だけど、
「俺は行くよ。森の外へ」
「いやだー!」「いかないでー!」「おかしー!」「おかしあげるー!いかないでー!」「ついてくー!」
ここの森は水が綺麗で豊かだ。それは妖精達が居るからだろう。その妖精がこの森を出てくという事になったら森は、死ぬ。
「じゃあ約束をしよう」
この森がきえる。
それはいけない。
ウィンシーはここに留まって短いが、この森に愛着があるのだ。
ここが自分の所為でこの場が消えるのはとても嫌であった。
だから、
「約束をしよう」
「やくそくー?」「うぃんしーのやくそくー?」「なんのー?」「いなくならないー?」
「いや、俺はこの森から出ていく」
この言葉で全ての妖精が泣きそうな顔になる。
「だが代わりに、二つの木を、君たちに贈るよ」
言葉の意味が分からず呆然とする妖精達。
「俺の代わりにこの木を、この森の住民にしてくれ」
取り出したのは二つの苗木。
一つは世界樹の苗木。これ一本でこの森の土壌は更に良くなるだろう。
もう一つは謎の苗木。ウィンシーはこの木が何なのか知っているが敢えて言わなかった。
「すごーい!」「うぃんしーすごーい!」「どこうえるー」「あそこー」
「この木が大人になる頃に、俺は帰ってくるよ」
「「「「ほんとー!?」」」」
「ああ、だからそれまでちゃんと育て守ってくれよな」
そして、湖の近くに対称となるようにこの木達を植えた。
その夜は朝まで妖精達と沢山遊んだ。
妖精達との別れも済んでエルリーナが起きてきた。
「あれ?ウィンシーさん。お早いんですね」
「ああ、えと、うん」
エルリーナには慣れたとは言え、まだ多少は恐怖心が見え隠れする。
「じゃ、じゃあ行こう」
「はい!」
森からの脱出。ミッションスタートだ。
「森に着きましたね……。では手分けして探しましょう。灰色巨人を!」
さあ今回は過去回と別れ回でした。
妖精さん達は無事に木を育てれるのでしょうか。
そして会話が増えると文字数も増える現象が出ました。
会話と言えば気になるんじゃないですか?ウィンシーPvP武具製作のルールを。
え?そうでもない?構わん。やる。
ウィンシーさんの装備注文ルール
・まず何が欲しいかを言いましょう。この時高圧的だったり怒鳴ったりすると彼は逃げます。
・次に評価の欲しいだけのパーセンテージを言いましょう。例を言うと、評価:75が欲しいのならば75%と言います。この時中途半端な数字は控えましょう!最悪ゲーム時間一週間掛かります。その場合他のプレイヤーの依頼は止まってしまいます。注意しましょう。
・そしてウィンシーさんと闘いましょう!PvP最大で三対一で闘えます。強い味方を見つけてじゃんじゃん挑みましょう!この時なるべく違うチームとは重ならないようにしましょう!観客が多いと彼は逃げます。観戦するなら望遠鏡を使って一光年先で眺めましょう!それか隠しカメラを使ってこっそりとテレビ中継しましょう!
・そしてウィンシーさんの体力量を申し込んだパーセンテージ量分削りましょう!遊び半分で100%を選ぶと彼は本気で襲いかかってきます!注意してください。
・申し込んだパーセンテージ量まで削り終えたら依頼成立です!味方がいる場合、その間に殺られても味方が削り終えたら依頼成立できます。安心してください!万が一負けてしまっても削った分の評価数の武具を造ってくれます!その時負けた腹いせにねちねちとウィンシーさんを苛めると彼は逃げます。リアルタイム一週間、誰も寄り付かない危険かつ誰得な場所へ籠ります。気をつけましょう。
・そして最後に言われた素材を集めましょう!入手困難な素材だったり、自分ではまだ届かない素材であっても大丈夫です!お金を払って購入できます!この時ケチつけたり必要以上に値切ると彼は逃げます。依頼も解消されてしまうので気をつけましょう。
・造って貰えた後は返品不可です。オークションにでも流しましょう。この事がウィンシーさんの耳に届いたらゲーム時間で一週間、凹んで誰の依頼も受けようとしません。気をつけましょう。
・せっかく造って貰えた品物を誰かに盗られた!しかし安心してください。盗んだ人には扱えない上、CPUに売ろうとしても価値は0円、売却不可です!それでも売られてしまった場合、NPCの方が報せてくれます!ウィンシーさんはNPCとも仲良しなのです!!
・以上をもってウィンシー工房を正しくご利用下さい。
因みに、彼が100%の時は三対一でも一対一の状況になる魔装を使います。そしてまだ奥の手がゴロゴロです。
廃人って怖いですね。