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やごとのファンタジーな詩集  作者: なつめややごと
1/6

夢屋さん

とことことこと 行きまして


左にまがり 見えますお店


夢を売ってる 夢屋さん



夢に迷う女子高生


夢屋さんに入ります


そこにいたのは夢屋の店員


アイドル顔のかわいい店員


女子高生はそれを見て じぃっと見て


憧れと 夢を持って帰りました



女子高生が帰りますと


女性店員はエプロンはずし


しっぽをゆらゆらさせながら


窓の外を眺めます



古い古いボロボロ夢屋


美しい女性が入ります


そこにいたのは夢屋の店員


エプロンを着た 老いたネコ


女性がにっこりわらいます


ネコもにっこりほほえみますと


女性がネコの手をとって


素敵な夢をありがとう


涙ながらに言われたので


ネコははっと顔を上げました


スーツを着た照れ笑いの彼女


夢に悩み 迷い込んだ


あのときの女子高生でした



とことことこと 行きまして


左にまがり 見えますお店


夢を売ってる 夢屋さん


今 そこには


たんぽぽ畑が広がっています



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