私の本気の初恋
プロローグ
大好き 大大大好き。
こんなに苦しくて悲しくてうれしくて楽しかった恋は
初めてでした。
私がこんなに楽しめたのは
あなたがいたから。
あなたが私をあいしてくれたから。
今まで恋をしたことがない
私に恋というすばらしいものを教えてくれた。
そんな私を愛してくれる
あなたが大好きでした。
第一章 ~出会い~
ージりりりりりりー
「う・・・・ん・・・。」
今日も平凡な一日が始まる。私の名前は高校1年の 藤川 りりな。特になにもない普通の女の子だ。
私は学校の用意をし始めた。
「あぁ~。今日も学校に行くのめんどくさいなぁ。」
私はたいして学校の事が楽しいとは思ったことがない。どっちかというとつまらない方。
友達もあんまりいないし・・・。
まっ・・とりあえず行くか・・・。
「行ってきまぁ~す!」
登校中にゆいいつの友達、ゆいみから電話があった。
『もしもしぃ~~??』
うわっ。朝からどんな声よ・・・。
『もしもし。どうしたのゆいみ。なんか用?』
『りりな~ウチ今日彼氏とデートするから学校休むわぁ!!』
『えっ・・・また?』
『うん! だから・・・』
『だから何?』
『先生に言っっといてくれない!?』
『はぁ?自分で言ってよ。』
『えぇ~だってめんどくさいもん!!ね?お願~いっ!ウチら友達でしょ??』
こうゆう時に友達をつかうなよって心の中で思っていた。
『むり。じゃあね。』
ブチッ ツーツーツー
こういう時に友達を使うなっつーの!自分で言えばいいじゃん!!私はゆいみのせいでちょっとイライラしてきた。しかも時計をみたら・・・もうこんな時間だ!やっば・・・!!うわっゆいみのせいだ!明日無視してやろ!
私は走らないと間に合わない状態だったから急いで走った。
ドンッッッ!!!!!!
「いったぁ・・・。すみません・・・。」
「ごめんな。大丈夫か?」
私は顔を上げてみた。そこにはなんと顔立ちがいい、同い年くらいのイケメンがいた。
え・・・。ちょーイケメン・・・。
「おーい!大丈夫か?」
「あっ・・・はい。大丈夫です。」
「君、全然大丈夫じゃないよな?だって・・・」
「え・・・?」
私は彼が指差す足をみた。いやああああああああああああ!!!
むっちゃ大量出血しとるし!!どーしよ・・・。
「おい!俺が今から学校に送ってってやるよ。怪我したのは俺のせいだしな!」
「え・・・いいです。自分で行けます。」
「いいよ。俺がつれてくから。そんなひどい怪我じゃ歩きにくいだろ。俺の背中にのれ。」
「え・・・。いいですってば!!」
もうなんなの?この人!!てかこんなやりとりずっとしてたら余計学校に遅れちゃうよ・・・。
あああ!もういいや!もう乗っちゃえ!!!!
「お!よし!じゃあ行くか。その制服は東南高校だよな?」
「あっはい・・・。」
「じゃあ行くぞ!走っていくからな!!」
「うっ・・・うん・・・。」
なに?この気持ちは。私は彼の大きい背中にドキドキしていた・・・。男の子の背中ってこんなに大きいんだなぁ。私の心臓がずっとドキドキいってる。もしかしてこれって恋なのかな?
なんて考えてるうちに学校についた。
「はい。ついたよ。」
「あっありがとうござい・・・ま・・・した。」
「あぁ。こちらこそごめんな?」
「あっ・・・いいえ。すみませんでした。あなたも学校に遅れちゃうと思うんでさよなら。」
「あっ!おい待て!」
「あっ・・・はい。なんですか?」
「メアドと番号教えてくんね?」
「はい!!」
ちょーうれしい!!どーしよ・・・。すっごくうれしい!!!
「じゃあな。メールとか電話しような。」
「はい!!では・・・。さよなら。」
「あぁ。じゃあな」
と言って彼は走って行った。ヤバい・・・あんなイケメンにメアドを聞かれるなんて・・・!夢みたい!!
あっ!教室に行かなきゃっ!!!
私は授業中もその事しか考えていなかった。
学校が終わり家についたと同時に朝あった子からメールがきた。
【どーも!今日朝あった人です!名前は高校1年の佐々木 けいた。よろしくな!】
わぁーメールきた!うれしい♪返信しよーっと!
【メールありがとうございます☆同い年です!藤川 りりなといいます!こちらこそよろしくお願いします(*^_^*)】
これでいいかな?いいよね?よし!送信!!!
ブーブーブー
えっ!返信はやっ!!
【おう!てか敬語じゃなくていいからな!】
【あ・・・。うん】
私たちはずっとメールをしていた。好きなものについて、歌手について。いろんな話をした。興味などが同じでその話もたくさんした。
「あぁ・・・眠い・・・。」
【もう寝るね。おやすみ.。o○】
【あぁ。おやすみ】
ー次の日ー
私は学校に行った。そしたらもうゆいみが来ていた。
「あぁ~~りりな!会いたかったぁ!!」
そう言ってゆいみは抱き着いてきた。
「あぁ。はいはい。離して!」
「はいはい~~!!あっ!そうだ昨日先生に言っといてくれた?」
「言ってない。いやだっていったでしょ?」
「もう!無断欠席になってるじゃん!!マジか!あとで先生に怒られる!まっ!いっか(笑)」
「りりな!昨日ね彼氏がね、りりなも誘って遊園地行かない?って言ってたよ!ねぇ行かない?」
「行かない。ってゆうか行きたくない。」
「なんで!?ひどーいっ!!!!じゃあ今度2人で遊びにいこっ!」
「それならいいよ。」
「わーい!じゃあ決定ね♪」
「うん。」
私はいつもゆいみといる。ゆいみは私にキツイこといわれても怒らない。ゆいみは学校とかよく来なくて、いつも私といてくれる。ゆいみはそんなことしときながら、結構いい友達なんだよね。
「ねぇねぇりりなはさぁ。彼氏とかつくらないの?」
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続きは今度かきます♪