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王道  作者: 日々楽々
2/9

美人三人組ここに結集!こいつら何気に俺の席の周りだったりする

なかなかコメディって慣れませんね。でも頑張って書くんで皆さんばんばん評価してって下さい!

 今俺は走っている。

 なんでだって?

 知るか!作者が勝手に時計と自転車壊れたことにしちゃったんだよ!

 今俺は自宅から全速力で走り続けて早15分(多分)。

 まぁぶっちゃけ普通そんなに長く全速力で走れるわけないけど小説だからいいらしい。

 汗で制服が濡れ濡れのセクシーモードになりながらも、ようやく学校が見えてきた。校門では体育教師の武山が竹刀を持って、まるで弁慶のように仁王立ちしている。

 しかし、今学校の時計は太いのが8、長いのが5を指している。要するに8時25分!余裕で着いた!

 時計を見た俺は15分間全力で走り続けた疲れがどっと押し寄せてきて、その場に座り込んだ。



「桐島ぁ!!」



 なんだよ・・・・



「おい!桐島!」



 だから何なんだよ・・・・・



「遅刻のくせに何へたりこんでんだ!」


「なにぃぃぃぃぃぃぃい!!!!!じゃあ時計は?!まだ8時半じゃねぇかよ!」



 俺は学校の昇降口の上にかかっている丸い時計を指さしながら言った。短針は左より少し下、長針は真下よりは少し右側の5の位置で止まっている。早く着いたとは言えないけれど遅刻ではないはずだ。



「あれは壊れている!」



 そんなもんあんなとこにかけてんじゃねえよ!



「はぁ!!!!じゃあ今何時なんだよ!!」


「9時だ」


「じゃぁいいや!今日はもうさぼろっ!」


「ほぅ。教師の前でよくそんなこと言えるなぁ」


「じゃぁさよなら!!!!」



 そう言って俺は走り抜ける。風のように、音のように、光のように速く走れ!!

 滑らかに姿勢を変えて足を踏み出した俺は全力で地を蹴る。一気に推進力を得た体は弓から放たれた矢のように風を切り、滑るように駆ける……ことはなかった。

 俺は武山にシャツの襟を掴まれ、げぇと変なうめき声を出した。



「よし!生徒指導室にでも行こうじゃぁないか!」


「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!!!!あそこに行くくらいならまだ教室で椅子の上に座ってたほうがいい!!」


「そうか、じゃぁしょうがない。特別学習室にでも行こうじゃぁないか!付きっ切りで教えてやるぞ!」


「ゴホッゴホッ!先生、実は朝からちょっと体調が「どうした!?猿人化してきたのか??しょうがない不本意だが俺がお前の前にある尻尾を切って止めてやろう」



 武山の少し危険なかをりのする個人教育から逃れようと必死にもがいていると、黒いリムジンが校庭に停まり、昇降口まで続く長い長い赤い絨毯が敷かれ、リムジンからうちの高校の制服を着た女子が降りてきた。

 俺と武山はただただその光景に圧倒されて、口をぽかんと開けていることしかできない。

 そしてその女子が俺の隣まで来たときやっとその人物が誰だか分かった。



「あ、梨仔か。おはよう」


「・・・はよ」



 梨仔は150後半くらいの身長にスレンダーな体つき。長く伸ばした髪は茶髪で、本人は邪魔だと言っていたが、少し癖のある髪が風に揺られて綺麗だ。父がイギリス人のハーフだとかで、人形のようなきれいな顔立ちをしている。

 梨仔が校舎に入ってもまだリムジンが停まっているのを不思議に思い、リムジンに気付いてから固まったままの武山の手をはがしてリムジンのドアを開けようとすると、突然そのドアが開いてすぐそばにあった俺の顔面にぶつかった。



「いってぇぇぇえ!」


「あっ!ごめんね竜也君!」



 そう言ってリムジンから出てきたのは俺のオアシスこと七名奈菜。ほんとにめちゃくちゃめっっっっちゃくちゃ優しい、クラスのマスコットである。



「大丈夫だよ。それより早く学校行きな」



 ドアがぶつかった俺の鼻からは赤い聖水がとめどなくながれ、赤い絨毯にこぼれそうだったので、手で零れ落ちるそれを受け止めた。



「でも、「でもじゃない!早く行きなさい!ほらあんたも邪魔!もう!ほんとに奈菜はとろいんだから!」



 奈菜の言葉にかぶせて、俺を蹴りながらリムジンからもう一人出てきた。



「いてぇよ一美!」


「あっ!ごめんごめん!イタイイタイの飛んでけ!!はい惚れてた女の子からの魔法の言葉をあげたんだからそんなの治ったでしょ!つーかそんぐらい男なんだら我慢なさいよ!ほら、二人とも早く行くわよ!」



 このくそったれに一時期惚れてたなんて過去は断じてない。断じてない。断じてナイ。断ジテナイ。



「そういえば、さっき一美ちゃんから聞いたんだけど、竜也君この間私のスカートの中ミタ?」



 一瞬で俺の体が硬直した。さっきまで滝のように流れてた汗が一気に引いた。奈菜の顔は微笑んでいる。でもいつもの安心感があるようなほほえみじゃなく、まるで「仏の顔も三度まで」とでも言われるかのような緊張感を感じる。俺はその笑顔を見て血の気が引いた。前はこの笑顔を見た後、俺はもう、とてもすごいことをさせられてしまったのだ。もう……もう一度あんなことをしろと言われたら、お婿に行けない……。



「待て待て待て待て!ンなことしてないから!」


「奈菜裁判長!被告は嘘をついています!私はその現場を目撃しています!」


「ちょっ!あれは不可抗力だ!奈菜が転んでスカートが捲れちゃったの見ちゃっただけで見ようとして見たわけじゃ!」



 しまったと思った時にはすでに遅かった。奈菜は無表情に俺を見つめ、無感情な声で言った。



「・・・・・・・・・・・死刑」


「えぇぇぇえ!奈菜!ちょっと待て!パンツ見たことなら謝るから!お願い許して!ちょっ!一美何すんだ!やめ!ぎゃぁぁぁぁ!」



 一美は俺のベルトを引き抜き、足を掴んで、俺をひっくり返し、砂利いっぱいの校庭をほれぼれするような笑顔で駆け抜けていった。糞ドSめがぁっぁぁぁああああ



「お前はもう、死んでいる!」


「こんな姿になった親友に言うセリフか!?」



 ベルトが外れたことでゆるゆるだった俺のズボンは、一美が引っ張ったことで膝くらいまで脱げて、俺はパンツ丸見え、かつぼろぼろな格好で教室に入ることになった。入ってすぐに親友(だよね?)の正人に死んでる宣言された。



「おぉ!まだ生きていたか、ならばしょうがないせめて最後は楽にしてやろう」



 そう言って正人は俺の方に人指し指を向けてきた。

なっ!何をするんだ!?どど○波?!デスビー○!?



「レ○ガン!」


「そっちか!!?」



 ○イガンと言った正人の指から繰り出されたのは・・・目潰し!




「いでぇぇぇえ!!ちょっお前目潰しはないだろ!??」


「目潰しではないレイガンだ!」



 この野郎・・・・・伏せ字解いちまいましたよ。

 よく見ると正人の目はうつろだ。女子との交流があった俺をねたんでの行動だろうが、お前は本当にこれが羨ましいのか!?



「おい!お前ら!うるさいぞ!」


「先生!だめだ!こいつに近づくな!・・・・・やられるぞ!」


「かめはめ波ぁ!」


「ごはっ!」



 先生(国語教師 あだ名はザビエル)はかめはめ波という名の掌底(野球の硬式ボール装着)によって床に倒れ伏した。



「せんせい……?」



 倒れた先生はピクリとも動かない。



「せんせぇぇぇえええええ!!」



 なんだってこんなに俺の周りはキャラ濃いのばっかなんだぁぁあっぁあ!!!

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