01,鮮やかな世界、廃れた世界。
完全新章開幕です。ネットをテーマに書いてみました。
楽しんで貰えたら幸いです,,,!
「,,,はい。こちら治安維持隊。○○サイトの炎上、鎮火を確認しました。」
ここは,,,ネットの世界。
私、光名 詩音は治安維持隊に所属する見習いです。
16歳で晴れて合格し、もうすぐ2ヶ月というところです。
この仕事は16歳から18歳までの学生が就ける仕事で、同期はほとんど同い年の子ばかり。
唯一現実と違うところは,,,
「今日、花咲第2のやつらがさ~」
「葉桜学園の人がね,,,」
「明日白波根の人と,,,」
皆、全然違うところにすんでいるということ。
ちなみに私は土岐菜学園高校の一年です。
仕事内容はっ,,,
「おーい、あっち炎上した。鎮火に向かうぞー」
「りょ、了解です!」
ネットの治安を維持すること。ちょっとした炎上の鎮火や、違反してる人の凍結が見習いの私の仕事となります。
これが、『鮮やかな世界』での仕事。
もう一つ,,,
「光名さーん!『廃れた世界』に向かってくださーい!」
「わ、わかりました!」
流行りが終わってしまったもの。もう皆の記憶から消えかけているもの。
鮮やかな世界での現役生活が終わったら、廃れた世界に放り込まれる。
この廃れてしまったものをもう一度潤すのが私達のもう一つの役目なんです。
私達がなぜこの活動をしているのか。
一つは勿論事件を収縮するためです。
そして、公には公開していませんが、世界は今、『人工知能』に支配されています。
寝る時間。明日やること。明日着る服さえも人工知能が決めてしまう。
そしてこの原動力がこのネットの世界にある,,,と詠われているので、それを見つけ出すのも大事な仕事なんですよね。
いつか、見つけられたらいいな,,,
あっ、同期の×××さん!
「詩音ちゃーん!いこーう!」
「い、今いきます!」
,,,そうですね、廃れた世界にむかわないと。
今日もお仕事頑張ります,,,!
こんにちは、mochicomeです!
完全新章、楽しんでいただけましたでしょうか?
妄想世界の君へと同時平行で進めていきますのでこちらも応援よろしくお願いします!