四月十日
明日から本格的に授業が始まるということでちょっと緊張と憂鬱さが抜けない感じです。
現状の不安材料を一応並べて精査してみたいと思います。
・教科書をまだ買っていない→どのタイミングかつどの種類をどこで買うかが判明してないから
・金銭の減少→十日を一万円で過ごす予定だったが、初期費用もかさんでじり貧(これに関しては最悪クレカがある)
・寮生の名前を忘れがち→すぐに忘れてしまって、また聞き直すのが気まずい
・明日速く起きれるか心配→日記が終わったらすぐ寝る
うーん、こんな感じかな?
まだ忘れてるだけで何かあるような。思出せない心配事は一番恐ろしいけど、最早仕方がないことなので対処のしようがない。それはもう、隕石のようなものだと思ってあきらめることにします。
そして、今日の出来事について。
今日は午前三時に牡蠣のミルク煮を作って食べて、それの余りを今日中に三食に分けて残さず食べつくしました。これはTwitterにも上げたのですが、機会があればこの日記に写真も乗っけてレシピを紹介したいと思います。唯一私が血筋の如く脈々と次いでいる技術ですので、ミルク煮なんて奇怪そうですけれども大事な料理なんです。それに意外に美味しいんですよ?
朝起きて、ラインを確認したらどうやら友人たちが秋葉原でパソコンの機材を買いに行くらしかったので、特にパソコンには詳しくないのですが、カラオケに誘うなら好都合だと思って十二時から飛び入り参戦しました。
秋葉原への道のりはそこまで遠くないような遠いような、微妙な位置関係なんですけれども、まぁ秋葉原自体の土地勘は今の寮付近よりもあったので簡単に待ち合わせ場所に行くことができました。その道中で秋葉原駅の真ん前かその脇くらいに、とんでもなくデカいプレジャーグッズの販売ビル、アダルティなおもちゃを扱ってるビルがあって度肝が抜かれました。中学生時代くらいまではよくわからずに通っていたビルが大学生になって看板の意味やら商品の銘柄なんか見たら一発で分かってしまうのが、自分のスケベな成長面として克明に表れていましたね。
それでもってケンタッキーで合流した私たちは四人組になって、PCパーツとやらを買いたいらしい友達の買い物に付き合わされました。虹色に光るキーボードに、トランスフォーマー的なマウス、歪曲してるディスプレイ。なんとも近未来的と言うのか前衛的と言うのか、このデザインの素晴らしさの何たるかは正直よくわからなかったので、ゲーマーの美術展みたいな感じで眺めていました。(どれもこれも同じでは?)
秋葉原には面白い人たちがいっぱいいます。オブラートに包めば面白いですが、ぬいぐるみを全身に纏った人とか、凄いテンションの高いラーメン屋の人とか、跳梁跋扈するメイド軍団とか、今日が歩行者天国だったこともあって一種のアミューズメントパーク染みて見えましたね。海外からのお客様もいて、写真なんか撮ってたり。
私ともう一人のパソコンに興味ない組は途中で飽きて店の外でぼーっとしてました。それでもって十分くらいで終わったので、待ちに待ったカラオケタイムです。カラオケ館は私の馴染みの店()なので、手続きも便利だし値段幅も何となくわかっているつもりでした。しかし、今日は混みあってたらしく、しかも、休日だったこともあって会員料金ながらも1600円程度絞られてしまいました。すでにこれで8~9000円くらい使ったことになると思うんですけれど、今日で何日目でしたっけ……?
ま、まぁ、それは置いといて私は広瀬香美の『promise』とかアニソンの『ファッとして桃源郷』とか最近流行りの『神っぽいな』とか歌いました。本当は女王蜂の曲を歌いたかったのもあるのですが、如何せんあれは素人には難しいと思うんですよね。まだ人前で気持ちよく歌えないです、『犬姫』ならワンチャンあるかもしれませんが。
他のみんなのレパートリーは分かりやすいです。一緒に待機していた仮称:佐藤は一昔前のアニソンを歌って気がします。なんでしたっけ、こうじょうのカバネリ? みたいな。PC組では仮称:朝倉は海外の曲と若干ラップ調で横文字の出る歌をよく歌ってたイメージが強いです。PC組のもう一人仮称:古田は王道のはやり歌とか化物語のEDとか歌っていました。
四者四様といった具合で、私は今日はなるべくみんなに合わせに行きました。二時間しかいられないので、好き勝手歌うよりかはみんなで盛り上がったほうがいいかな、なんて思ったりしたので。それでもちょいちょい自分の好きな曲は入れていたので欲望というのには抗えません。そもそもカラオケする目的で勝手に来ているのですから。
それで二時間ほど歌って、最後におジャ魔女カーニバルで占めるというインターネット老人会みたいな締めになりつつ、会計をして解散しました。
その後私は帰りがけに最初に見つけたあのアダルティでおピンクなお店に入ってみることにしました。興味はあったので、一人だし、中々秋葉原にも来ることはないだろうなということで行ってみたのです。
中は本当に真っピンク、ピンク通り越してマゼンダみたいなド派手なエロスがそこにはトグロを巻いていました。見渡す限りのエログッズ、いくら商品らしく陳列されていてもどこか滑稽に見えます。
すれ違う人すれ違う人、最早そこにいる人はこれから「ソレ」をしますと公言してるようなモノですから、なんというか異様な雰囲気がありました。付け加えると、カップルで来てる人や外国人もいてアダルトグッズの需要は人知れずあるのだなぁと感じました。
新成人用の緑色のTENGAがあったので、ちょうど18歳にもなって成人だし、買ってみました。なんというか、本当にボトルガムみたいです。
それから神保町まで歩いて、その最中はファイルーズあいさんのラジオを聴いて、のんびりと帰りの駅まで戻りました。
寮に帰ると、ラインが一件届いて親戚から荷物が来たらしいのです。それで受付まで行ってみると、同じ階の住人に絡まれました。パワフルな女子四人組。中でも、アメリカ人と日本人のコンビが一番私に話しかけてくれて、それで打ち解けることができました。
中々受付の人が来なかったので30分くらいは話続けてました。どこから来たの? いつからいるの? 学校どこ? 学部なに? 質問攻めを必死に切り分けながら、たまにこっちも質問をして、会話のキャッチボールというよりは斬り合いのようでした。
それでもって明日は早いので1時前には寝ました。
あぁ、時間としては寮で使う洗濯機のチケットを無くしたことです。家に帰ったら探さなきゃ。
あれは意外に高価なものですからね、本当に見つからなかったら買い直さないと。
というわけで、今日はこのくらいで。
前回前々回より多めにかけたのではないでしょうか。
今度ミルク煮のレシピも載っけたいと思います。
それでは、また。