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大学生日記  作者: 江戸銀(エディ)
寮暮らし編
12/60

四月十四日 ラーメン食べた


 また当日中に書けなかったので、ほとんどの記憶が抜け落ちてます。

 うん。この現象を一日忘却症とでも名付けて、どうにか分析するのはサブミッションとして設けておこうかな。


 あぁ、思い出してきたぞ。


 昨日は盛大にしょっぱなから遅刻をかましたんでした。それで昨日の日記はあんな具合だったわけですよ。ショックが大きすぎて。九時ごろに始まる授業に間に合わなければならないのに起床したのが九時だっていうのが怖かったです。全身に真水ぶっかけられたみたいでした。六時に一回起きたせいで油断してしまっていたんですね。二度寝なんてしちゃって。


 髪は適当に濡らしてムースで寝癖を隠しながら、朝ご飯も食べずに飛び出しました。それでついたのは十時ごろ、教授が優しくて良かったかな、特にぐちぐち言われることなく出席には寛容であるらしかったです。それで二限目はいつもの英語の授業なんですが、英語でやる分本当に何言ってんのか分からなくて、いつもポカンってしてます。それでもちょくちょく分かるのですが、それでも解釈を間違えたりして答えると彼方側が今度はポカン。言語の壁は万里の如くです。


 昼休憩ではラーメンを五人位で食べに行って、その後は帰りました。


 寮に帰ってからはひたすらに寮の中に居ましたね。毎日毎日がハプニングがあるタイプではないので。でも、午後七時くらいに料理していると先日サラミやらご当地美味い棒やらを配った人たちがキッチンに来て軽くしゃべりました。皆さん私のことをきっとお菓子配りの好々爺だと思ってくれたことでしょう。肝心の私の受け答えが「どうもどうも」だったり「ありがとうございます」だったりでお菓子を配った側が感謝する変な絵面でしたけど。


 その夜は余り物を使ってミルク煮を作っておきました。野菜ばっかりでしたけど、幸いにもベーコンがあったので全部ぶち込んでレシピ通りに作りました。あんなものは粉調味料があればどうこう味も調整できるので、簡単ですよ。でも、水にしなかったのは牛乳のまろやかさで味を誤魔化したかったから。


 まぁ、案の定煮込み過ぎて塩辛くなったんですけど。


 今日は全然平穏じゃなかったけど、生き残れたのでよしとします。今度は足を救われないように早めに起きるぞー!


 おぉー!


 それでは、また。

 

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