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大学生日記  作者: 江戸銀(エディ)
寮暮らし編
1/60

1,2日目


 一日目から二日目までのこと。


 桜と風と雨の季節、春。無事快晴のお膝元大学の入学式を迎えたわけでしたが、私は今寮にいます。

 親元を離れて孤軍奮闘で頑張って生きていけるのか。生活能力のない幼虫がどこまで生きていけるのか。

 いくらか不安に思わないこともありませんでしたが、私の頭の中は五割くらいがゲームとツイッターとたまに書く小説のことで頭一杯。残り四割は学校でのお友達出来るかな、的な不安しかなく一人暮らしの不安は刺してありませんでした。


 そして、本当に今のところ不安に思うことは学校生活上手くいくかなくらいしかありません。友達出来るかな、いや出来はしたんですけどちゃんと付き合っていけるのか。後は大学の履修登録?とか生協の加入とかサークルとかそういうの何入ろうかなとか。高校の頃に痛感した運動不足をこの大学では解消できるように運動部に入るのもまた一興みたいな。そんな漠然とした思いと不安は抱えてます。まぁ、強いて言うならば料理あんまりしてこなかったので、一日の三食を考えるのがめっちゃ億劫です。それから、雨もここのところ(2022年4月4日現在)降り続いているので、コンビニ、スーパーに能動的に出る機会がないのです。とりあえず、料理のさしすせそ? さとう、しお、オリーブオイル、醤油、ブルドックソースとか買ってきましたし、それらをおかずにレンチンご飯を食べてれば死ぬことはないでしょう。


 今住んでいる寮が凄い快適なんですよ。一階に作業場、今住んでるフロアにキッチン、その上にはリビングとか。電気水道代払わずに済むのもメシウマです。私の部屋は六人部屋なので一見というか、一言にすると奴隷船みたいな趣があるように感じられるでしょうが実のところまだ私含めてこの部屋に住んでるのは二人しかおらずもう一人の住人はゲーマーでまじで朝から昼超えて夜中までゲームしてるので鉢合わせる機会すらすくないかもしれません。でも、鉢合わせると色々アドバイスしてくれるので、とても助かってます。ドライヤーの場所とか教えてくれました(朝シャワー浴びた日の昼に)。親切な良いお兄さんです。


 まぁ、たまにゲームでうまくいってないのか。怒鳴り声とか聞こえますが、配慮してあまり届かないようにしてくれてます。黒いスポンジみたいなので、個々の個室を仕切っているカーテンの隙間を更に埋めて防音バッチリです。


 彼にもこの寮にも文句は微に入り細を穿ってもありません。使い方間違ってなければそうです。

 ただ立地だけは問題で、学校までに一時間かかるんですよ。なんだ、それなら俺の方が長く通勤してるぜ! とか思ってるサラリーマンさんもいるでしょう。長さにも文句あるんですけど、おかしなことに本来の自分の家から向かった方が学校に近かったりするんですよね。うん。

 別にこんな快適な部屋に住んでるので全然文句出ませんけど。

 

 家庭的なことに最近家計簿もつけ始めたんですよ。一日に使う金額はなるべく千円を切るように調整したいんですよね。それでも、友達付き合いとかで千円以上時もあるでしょうし。寝る前の小腹が空く時間帯に食べる者って何が良いんでしょうね。個人的にはあたりめでもおいておきたいのですが、イカ臭くなるじゃないですか。同居人に変なイメージを付けられて敬遠されるのも嫌ですしね。あ、でも、キッチンハイターの匂いとも言いますから一概にイカ臭いだけではないんでしたっけ。大学生となると有り余る肉欲の果てに大奥も大回転な色事が一人部屋でくるりくるりの貝・花・兜の合わせ喰い。寝るときもパジャマ引っ張り出すのめんどかったら下着ですからね。でも、普通に寒かったので申しませんけど。


 備蓄食の餅もパスタも米もまだまだあります。一向に餓死することはないでしょうが、明日の予定をちゃんと確認して今日は小腹が空く前に早めに寝るとしますかね。それでは、このあたりでおやすみなさい。

 

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