2019年9月25日 ラストオブアス2の発売日がわかるかもしれないから楽しみな日
2019年9月25日
西香「今日はまた日めくり的にピンチですわね」
衣玖「ネタがないわね……主婦休みの日って言われても、うちに主婦はいないし」
留音「まぁ近いところで真凛にいつもの家事を休んでもらうってのもいいと思うけど……」
真凛「えーっ。私は好きでやってますもん。それに私がご飯作らなかったら誰が作るんですかー?」
留音「おっ、卵かけご飯で良かったらあたし作れるぞ?」
西香「却下ですわよ。真凛さん、今日の晩御飯もお願いしますわね」
真凛「はぁい☆でもそれじゃあ、今日の日めくりはどうしますかぁ?主婦休みの日の裏で10円カレーの日っていう、聞くだけなら地獄の労働を強いているのかなって感じの記念日もありますけど……」
留音「あっ、カレー食べたいなぁ……」
西香「じゃあ雑談にします?特に話題はありませんが」
衣玖「個人的には取り上げたい話はあるんだけどね……」
留音「おっ、なんだよ?」
衣玖「今日はState of Playっていうプレステの動画配信イベントがあって……そこで大名作"ラストオブアス"の続編についての話がされるみたいなのよ。個人的に見逃せないなって話で」
西香「それってどんなゲームですの?」
留音「衣玖はめちゃくちゃハマってたよな。あたしも超お気に入りだけど」
真凛「たしかゾンビの出てくるゲームじゃありませんでしたっけ?遊んでたの覚えてます~」
衣玖「うん。こういう場で紹介するにはあまりふさわしくない内容の話かもしれないんだけど、とても文学的な内容のシナリオでもあるから……知らない人のために1作目がどんなゲームだったかおさらいでもしましょうか」
西香「日めくり的にこれってありなんですの?」
留音「ありはありだと思うけど、読者とマッチするかしないかで言ったら際どいところだな。でもシナリオ好きの人間なら知ってて損しない作品だと思うぞ」
衣玖「そうね。創作に必要な読んでおくべき本や見ておくべき映画がある、なんて言われるように、やっておくべきゲームってのがあるとしたらラスアスは高い確率で入ってくるでしょうね」
西香「では、日めくりなのにゲーム紹介を始めちゃうんですのね?」
真凛「確か主人公はおじさんでしたよね。山ちゃんの声の……」
留音「山ちゃんだったな。とある理由から心を閉ざした疲れたおっさんだった。すげーダーティで山ちゃんだからかっこいいんだよ。名前はジョエルな」
衣玖「ジョエルは色々あって"あるモノ"を運ばなきゃならないんだけど、それが昔離れ離れになった娘と同じくらいの年齢の少女、エリーだったのよね」
留音「そのエリーが実は世界で唯一の感染に対する抗体を持っていることが判明して……それで世界が救えるかもしれないってわかるのが序盤のシナリオだな」
衣玖「その抗体からワクチンを生成するために、パンデミックで崩壊した都市を通って感染対策の研究をしている病院を目指すんだけど、それまでの旅の中でいろんな出会いや別れがあって、それがとてもドラマチックに描かれている作品でね、グラフィックの四季の描き方も相まって最初から最後まで心打たれる作品なのよね」
西香「しっかり紹介しますわね……」
真凛「わたしはお二人がやってるところを隣で見てたくらいでしたけど、本当に映画みたいなお話でしたよねぇ」
留音「ジョエルがだんだんエリーに心を開いていって、最初は偏屈親父って感じだったのが最後はお父さんって感じになっていくのが良いんだよ」
衣玖「その辺はシナリオとして面白いところでもあるんだけど、二人の関係が深まってくるにつれて廃墟と化した世界にも関わらず美しい景色が増えていくのよ。最終盤に向かうシーンで、ただ風景を眺めるシーンがあるんだけど、プレイした人はまず間違いなくあのシーンを忘れないだろうし。その風景を見た時に"あぁ、二人は親子なんだな"って情緒的に感じられるようにデザインされてて、そういう心のやり取りの文学的な部分をゲームシステムに落とし込んで表現してるのがこの作品のすごいところなのよね」
西香「(大層なことを抜かしてるオタク特有の早口……)」
留音「で、今日その2作目の発売日が発表されるかもしれないってわけだな」
衣玖「そう。日本時間では5時からだったかしら。先日の情報公開から楽しみで仕方ないの」
真凛「はー。なんの記念日も取り上げない上に好きなゲームの紹介をするだけ……新しい日めくりでしたねぇーっ」
西香「自由すぎません?
衣玖「今更よ。フリーダムこそ私達のジャスティス」
留音「ハチロクの日に比べりゃ全てマシだ」
衣玖「あれも楽しかったなー……」




