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2020年7月2日 うどんの日のゲーム談義 真ん中の日

2020年7月2日


衣玖(いく)「今日は最近遊んだゲームの話でもしようと思う」


留音(るね)「えっ。唐突だな……」


衣玖(いく)「まぁね。なんと言っても今日はうどんの日だからね」


真凛(まりん)「なんでうどんの日だとゲームの話をするんですかぁ?」


衣玖(いく)「うどんがゲームを潰そうとしてるからよ。塗りつぶしてやる」


留音(るね)「あれあらゆる意味で全然効果ないらしいな?」


衣玖(いく)「そりゃそうでしょ。あんなの無能が仕事してますアピールしてる過ぎないわ。何もかも勘違いしてるけど」


真凛(まりん)「妙に毒づいてますねぇ」


衣玖(いく)「時代に逆行した精神は別に構わない、多様性は重んじる。でもそれを権力を持って押し付ける人間と私は戦う。というわけで反体制と言えばアバランチ。ファイナルファンタジー7リメイク、ついにクリアしたわよ」


留音(るね)「あー、先日プレイ動画もあげて……楽しかったよなぁ……あれはもうリメイクって付いてるけど……なんなんだろうな?」


衣玖(いく)「再構成とも再構築とも違う。新訳と言ったら一番近いのか。リメイクとは付いてるけど、むしろオリジナル版を遊んだ人向けの演出がとんでもない事になってたわね」


真凛(まりん)「あんまり言ってネタバレしないようにしてくださいよぉ?」


衣玖(いく)「うーん……そうなのよね。私はクリアしてぶっ飛んだから、できればなんの情報も入れずにプレイして欲しい。でもオリジナル版で充分って人には序盤だけの情報で魅力を伝えきれないというジレンマがあるのよ」


留音(るね)「そうだなぁ……終盤に行くにつれて感じてた違和感がストンとハマった感覚はホント……しかもそれがFF7ファンにはたまらない形で表現してくれるからなぁ……」


真凛(まりん)「ふたりとも奇声あげてプレイしてましたもんねぇうるさかったです^^」


衣玖(いく)「オリジナル版から違うシーンってのは、実際のところ殆どないのよ。流れとしては全く同じと言っても良い。でも掘り下げがとことん深くなっていたり、新しいマップやイベントの追加で違うゲームのように感じてしまうくらい作り直されてる」


留音(るね)「マップも良かったよなぁ。エアリスの家の周りの花畑とかすごくキレイになってたし、神秘的で……」


真凛(まりん)「オリジナルっていうのはもうずっと前の作品なんですよねぇ?」


衣玖(いく)「20年以上前よ。当時のデータだとディスク1枚じゃ足りなくて、3枚使って1本のゲームになってたの」


真凛(まりん)「へぇー……」


留音(るね)「今回リメイクされたのはそのうちのディスク1枚目だけの内容だからな。当時だったらプレイ時間……多分5時間とかの長さじゃなかったっけ?」


衣玖(いく)「早めに進んで4時間ね。それが約40時間遊べるくらいのボリュームにまで膨れ上がってたのよね、それも違和感無く」


留音(るね)「たーまんないホント」


衣玖(いく)「その中の所々に入るクラウドの幻視。明らかにこれから起きる出来事を見てるシーンもあったんだけど……」


留音(るね)「あたしは不安だったよ、もし突然クラウドが『未来が見えた、エアリスは死ぬ! 絶対守る!』とか言い出したらどうしようって……」


衣玖(いく)「これを本当にうまく転がしたと思うわよ、今作のスタッフは」


真凛(まりん)「……^^」


衣玖(いく)「はぁぁ……生殺しよ。買う前はてっきり魔晄炉破壊して神羅ビル行ってバイクゲームしてミッドガル脱出してエンディングでしょって思ってたから……まさかあんなエンディング迎えると思ってなくて」


留音(るね)「あんな風になるなら次回作の予告あるまでやんなかったよなぁ……」


真凛(まりん)「そんなに最後違ったんですか?」


衣玖(いく)「それが"わからない"のよ。あのエンディングじゃ誰にも"違うのかわからないけど、多分違う"。少なくても今作の間はね。でも単なるリメイクという言葉を超えて、今後のFF7がより大きな作品になっていくんだろうなって予感させてくれる……だから本当にすごく良くて」


留音(るね)「楽しみだなぁ……FF7好きな人には是非遊んで欲しいと思うよ」


衣玖(いく)「香川に住んでたらこのエンディング見るまで40日かかるかものよね……なんて悲劇」


真凛(まりん)「以上、うどんの日でした^^」



――――――――――


聖美(きよみ)「今日は真ん中の日、なんだって!」


イリス「真ん中の日?」


アンジー「あっ、ちょうど1年の真ん中っ? 五人少女ちゃんたちが一昨日くらいに言ってたね!」


聖美(きよみ)「そう! ピッタリの1年折返しは今日なんだぁ」


イリス「真ん中か……真ん中……」


アンジー「センターっていうと、ちょっと考えちゃうよね、チームのポジション」


聖美(きよみ)「五人少女ちゃんたちは10月のボスの日って時にリーダーを決めようとして大喧嘩してたけど……」


イリス「あたし達はどうかしらね。センター……」


聖美(きよみ)&アンジー『うーん……』


アンジー「少なくてもボクじゃないかなぁ。聖美(きよみ)ちゃんには人が集まる感じがするし、イリスちゃんはみんなを引っ張ってってくれる感じがするし……」


聖美(きよみ)「えぇっ、そんな事無いよ! イリスちゃんかアンジーちゃんだよっ、ふたりともしっかりしてるし……」


イリス「そうね。あたしは喧嘩売ってるだけだし。まとめ役って意味なら聖美(きよみ)か、実は頼りになるアンジーって気がするけど」


三人『……うーん……』


三人『……でへへへへへ……』


 仲良し三人組。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 溢れんばかりのゲーム愛が伝わってきます。デス・〇トランディングの記事も拝見しましたが、読んだ人間に興味を持たせやってみたくさせる素晴らしいものだと自分は思います。 [一言] ところでラスア…
[一言] 溢れんばかりのFF7愛ですねー。 アンジーはいい意味で男らしいから、センター向きかも。
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