2019年8月20日 蚊の日 真凛ちゃん狂気の蚊殺し講座
2019年8月20日
真凛「今日はマラリヤの原虫が……よくわかんないです。なんでも蚊の日なんだそうですよぉ☆」
西香「真凛さん、なんだかイキイキしてますわね。まぁ今日のタイトルでなんとなーく展開はわかってるんですけども……」
真凛「はい!あのね!蚊って滅亡してほしいじゃないですかぁ☆☆☆」
西香「おぁっ、なんという勢いっ……でもそうですわね、夏に見たくない害虫のトップクラスですわ」
真凛「ですよね!殺したいですよね!!なるべく苦しませることで蚊のミームに人という存在を恐怖の対象として刻ませる勢いで殺したいですよね☆☆☆☆」
西香「お、おう……ですわ」
真凛「そこで今日の日めくりでは!わたし流!蚊に受けたストレスをその身を持って思い知らせる方法を教えたいと思いまーす!!」
西香「(何故だかふと、少し前まで日めくりですら可愛い話題が出来ない、と悩んでいた事を思い出しましたわ……)」
真凛「うーん、何からお話しましょう……そうですねぇ、あんまり基本的な事を話しても長くなってしまうだけなので、まずは生け捕りにするところから始めましょうか~!」
西香「ひと思いに殺しませんのね……?後もう一つ確認しますが、わたくしたち、ちゃんと美少女ですわよね?」
真凛「ちゃんと美少女ですよぉ♪一瞬で命を奪ってしまったらストレスを返礼出来ないじゃないですかぁ☆解体とかはちょっとかわいそうなのでしませんけど、自分で『さぁ殺すぞ』って思ってから殺した方がストレス解消になりますよ♪」
西香「美少女。で……聞きたくはありませんが、どうぞ続きを……」
真凛「ええとですね、蚊の動きを止める方法っていうのはいくつかあるんですけどぉ……例えば既に刺されている部位に力を込めると蚊の針が抜けなくなって動きを止められる、とかは聞いたことある人もいるんじゃないかなぁー」
西香「え゛ぇー!そうなんですのぉ?……でもいやですわよそれ……刺されてるの見たらすぐにティッシュで掴んでポイですわ」
真凛「そうですよね。それに力を込めるっていうのもわたしたちみたいな非力な女の子には難しいですし……ね?」
西香「まぁそうですわね……?(非力?) 」
真凛「なのでぇ、やっぱり飛んでいる所か、止まっている時に動きを止めるのが理想なんですよねぇ」
西香「はぁ……」
真凛「でですね、あいつらって意外とすばしっこいんです。特に横の動きは強いって衣玖さんが言っててぇ、でも縦への動きはそこまで早くないらしいんです。なので、蚊には縦からの攻撃がいいんですよぉー」
西香「そうなんですの。まぁわたくしは直接触りたくないのでスプレープシュってやるだけですけど」
真凛「いいですね~。でもそれだと即死させられなくてどこで死んだかわからなかったりして怖いじゃないですかぁ。わたしは自らの手で殺して、その死を確実に確認出来るほうが絶対いいと思うんですよぅ」
西香「(……怖いとは?)」
真凛「それで、そんな時に良いのが風圧攻撃です!ちょっとコツが居るんですけど、壁に止まってるときは片手で、飛んでいるときは上下から手の空洞に勢いよくバン!!って覆うようにやって蚊を捕まえるんです!そうするとヤツは気絶して一時的に動けなくなるんですよぉ♪」
西香「生け捕り、ですわね……」
真凛「はい~☆これで蚊の成分で手や壁は汚れませんし、まぁ空中の場合は蚊との接触は避け難いんですけど、そこはそれ、蚊の成分が手に塗れるよりはずぅーっとマシですからね♪」
西香「ためになるようなならないような……やっぱりわたくしはスプレーでいいですわ……」
真凛「それでティッシュにとって、しっかり潰してあげましょう~。ヤツらは意外とタフなので、足を折ったり中途半端に体を潰したくらいじゃまだ生きてるってこともありますので、ちゃんとブチュ!!!って☆」
西香「ひ、ひぃぇ……真凛さんあなたまさか……」
真凛「わわ、しませんよぅ!わたしはそんなふうに命を弄ぶようなことはしません!ちゃんとブチュって潰しますー!これは聞いた話ですー!」
西香「まぁ、それで解決ですわね……わたくしも血を吸いやがる蚊に慈悲はありませんが、なぜだか真凛さんと話しているとほんの少しだけ同情を覚えますわね……」
真凛「でもその同情が蚊をのさばらせる可能性があることも覚えておいてくださいね。血を吸う蚊はメスらしいんですけど、最大で300個の卵を生むらしいんです。で、血を吸うようになったメスの蚊ってのは既に卵を生む準備が整っているとからしくて……ですから、血を吸われたけど蚊を殺せなかった人はこう考えてください、人の世にまた300匹の蚊を解き放ってしまった可能性があるのだと。逆に潰した時に血液がついていたらこう考えてください、自分は未来に生まれる蚊300匹を葬った英雄なのだと……ねっ♪」
西香「(やりますわねこのサイコパス……人を罪悪感によってコントロールして、生物の殺害という行動に肯定感を与えている……)」
真凛「まぁ極論なんですけどね。でも人の健康を脅かしますし、地球上で最も人間を殺している害虫ですので、半端な気持ちでする同情は蚊ほどの役にも立ちませんよぉ~」
西香「蚊ほどの役って、蚊って一応役には立つんですの?」
真凛「一応水のバクテリアを食べるみたいですけど、そんなの他の微生物に任せておけばいいんです^^だからしっかり殺しましょうね☆」
西香「真凛さんがイキイキしてると、どうしてこうも不安な気持ちになるんでしょう……間違ったことは言ってない気はするんですけど……テンションがあれだからでしょうか……」
真凛「えーっ、なんでですかぁ。ためになることを話してるのに~」