表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/414

2019年8月19日 バイクの日でワードウルフ&読者さんに人狼問題

2019年8月19日


衣玖(いく)「じゃあ二人共ワードは確認した?ルールはさっき言ったとおりだからね」


 ワードウルフをご存知でしょうか。多数派と少数派に別れ、それぞれ別のお題を持ち、誰が少数派の人狼なのかを当てる、みたいなゲームなのですが、この子達の中には一人だけ、違うお題について話している子がいます。


真凛(まりん)「わぁー、わたし人狼ゲームって初めてなんですよぅ。少数の一人を当てれば多数派の勝ち、少数派は多数派のワードが何かを当てられれば勝ちなんですよね!」


 ちなみに、自分が多数派なのか少数派なのかはわかりません。誰が多数、少数で、何のワードを持っているでしょうか。


留音(るね)「そうだな。あたしも初挑戦だ。今日は衣玖(いく)がゲームマスターだから二対一だけど、早速やってみるか」


衣玖(いく)「私は黙ってるからね。あと人狼側は逆転ルールも採用してるから、みんな喋るときは注意してね。じゃあタイマースタートっと」


 逆転ルールというのは、少数派の人狼が多数派にバレていたとしても、多数派が何の話題で話しているかがわかっていたら勝利、というルールです。ではスタート!みなさんも推理してみてくださいね。


留音(るね)「これってあたしは経験無いんだけど、ちょっと憧れるとこあるよな?」


真凛(まりん)「はい~。やってみたいなーって思うことありますよね~」


西香(さいか)「わたくしはありませんわね。色々面倒そうですもの」


真凛(まりん)「でも楽しそうですよねぇ~、知らない場所までいけそうですし!」


留音(るね)「あーそれはあるよな。でも出来るまでが大変そうじゃないか?」


西香(さいか)「そうですか?わたくしだったらぱぱっと出来ちゃいそうですわ」


真凛(まりん)「確かに"見た目だけは良い西香(さいか)さんには簡単かも"しれませんねぇ」


留音(るね)西香(さいか)出来そうか……?簡単では無い気がするけど……。ちょっと攻めるが、乗り物に関する話題だよな?」


真凛(まりん)「はい!」


西香(さいか)「そうですわね」


留音(るね)「うーん……誰だ少数派……この中で一番それが似合いそうなのって誰?」


西香(さいか)「どうでもいいですけど、まぁ留音(るね)さんのイメージですわね」


真凛(まりん)「あー、そうですねっ、テレビとかで見るそういう人のイメージだと確かに留音(るね)さんかなぁ」


西香(さいか)「背高めの女の人ってイメージですわよね、留音(るね)さんがとは言いませんが、映像作品の中では長身でグラマラスな人が多い気がしますわね」


真凛(まりん)「わかりますー!大人の人のイメージですよねぇ。逆に衣玖(いく)さんみたいな小さい子はあんまりイメージわかないですねぇ~」


西香(さいか)「ふぅん……?」


留音(るね)「あーそうなるんだ。まぁ同意するしあたしも自分で似合うかなって思うんだけど。じゃあそれに乗ってどういうとこ走りたい?」


真凛(まりん)「わたしは"広大な砂漠っぽいイメージ"がありますねぇ~☆」


留音(るね)「あー、それちょっとわかるなぁ。アメリカのだよな。でっかいのに乗って砂煙巻き上げて爆走できそうだし」


西香(さいか)「肌が乾燥しそうなのはわたくし遠慮したいですわね。別にどこを走りたいってのもないですわ。そのへんでいいじゃありませんか」


留音(るね)「(んー?真凛(まりん)とあたしが仲間か……?)」


西香(さいか)「じゃあ、みなさん何人で乗りたいですか?」


留音(るね)「えっ?何人で?……普通はー…あぁ、まぁ複数人もそりゃあるか。でもあたしは一人かなぁ」


真凛(まりん)「一人……?わたしは二人ですかねぇ~。気ままな感じがしますし!」


留音(るね)「えー二人って気ままかぁ?ラブラブって感じじゃね?」


真凛(まりん)「えっ、"ラブラブではない"んじゃないかなぁ」


西香(さいか)「わたくしは乗りたくないですけど、強いて言うなら二人ですわね。自分で運転するのは面倒ですし」


留音(るね)「えー二人?ってことはもしかしてあたし少数派か……?でもそうなると対抗ワードがわからないな」


真凛(まりん)「でも衣玖(いく)さんみたいに人見知りさんにはちょっと難しそうですよね。"乗るためには知らない人と関わらないといけない"じゃないですかぁ」


留音(るね)「んー、でもそれって最初だけだろ?乗れるようになっちゃえばこっちのもんっていうか、今じゃ教習所行かなくても知識あれば飛び込みで取れるって聞くぞ?」


 真凛(まりん)が無言で満足そうに頷きます。


真凛(まりん)「あぁー……意外と簡単なんですよね」


留音(るね)「まぁそんな難しくないって聞くよな。やったことないからわからないんだけどさ……ってなるとやっぱりあたしと真凛(まりん)は同じワード持ってるのかな。西香(さいか)はなんか情報ないのか?」


西香(さいか)留音(るね)さん、勘違いしてますわよ。留音(るね)さんのワードと同じなのはわたくしですわ。多分真凛(まりん)さんのは"一人用が無いか、一人では乗れない"のではなくて?」


真凛(まりん)「……そんなことありませんよ……?」


留音(るね)「えっ!なんだそれ……」


 そこでピピピとタイマーが鳴りました。


衣玖(いく)「はい終了。議論はそこまでよ」


真凛(まりん)「あっ、もう時間経っちゃったんですねぇ」


西香(さいか)「わたくしはわかりましたけど、留音(るね)さんは大丈夫なんですの?」


留音(るね)「えー……」


衣玖(いく)「じゃあ人狼だと思う人をせーので指でさしてね。自分で自分を指すのはだめよ」


留音(るね)「んー……じゃあ強いて言うならか」


『せーのっ』


 ピッ、と指された指の内約は真凛(まりん)が二、留音(るね)が一となりました。


真凛(まりん)「あ、やっぱりわたしですかぁー」


衣玖(いく)「実際、人狼は真凛(まりん)で正解よ」


留音(るね)「おっ、やったじゃん。あたしよくわかってないけど」


西香(さいか)「でも留音(るね)さん、喋りすぎですわよ。真凛(まりん)さんの逆転勝ちになりそうですわ」


衣玖(いく)真凛(まりん)、逆転ルールなんだけど、多数派のワードなんだかわかった?」


真凛(まりん)「はいっ、一人で乗って、難しくない、教習所ってワードがあったので、多数派はバイクですね?」


衣玖(いく)「はーい、大正解。真凛(まりん)の勝ちね」


真凛(まりん)「やった~♪」


留音(るね)「えー!なんでわかったんだよー!くっそー……」


西香(さいか)「それで真凛(まりん)さん、人狼側のお題はなんだったんですの?」


真凛(まりん)「○○○○○○ですよぉ~☆」


留音(るね)「"ダジャレだったかぁー"」


 さて、○の文字数は答えと同数、全てカタカナです。""の中のワードがヒントになっているので


・見た目の良い人が有利

・広大な砂漠のイメージ

・二人で乗ってもラブラブではない

・乗るためには知らない人と関わらなければならない

・一人では乗れない

・カタカナ6文字

・なんらかのダジャレ


 さぁなんでしょうか?簡単だったかなぁ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ