2019年8月19日 バイクの日でワードウルフ&読者さんに人狼問題
2019年8月19日
衣玖「じゃあ二人共ワードは確認した?ルールはさっき言ったとおりだからね」
ワードウルフをご存知でしょうか。多数派と少数派に別れ、それぞれ別のお題を持ち、誰が少数派の人狼なのかを当てる、みたいなゲームなのですが、この子達の中には一人だけ、違うお題について話している子がいます。
真凛「わぁー、わたし人狼ゲームって初めてなんですよぅ。少数の一人を当てれば多数派の勝ち、少数派は多数派のワードが何かを当てられれば勝ちなんですよね!」
ちなみに、自分が多数派なのか少数派なのかはわかりません。誰が多数、少数で、何のワードを持っているでしょうか。
留音「そうだな。あたしも初挑戦だ。今日は衣玖がゲームマスターだから二対一だけど、早速やってみるか」
衣玖「私は黙ってるからね。あと人狼側は逆転ルールも採用してるから、みんな喋るときは注意してね。じゃあタイマースタートっと」
逆転ルールというのは、少数派の人狼が多数派にバレていたとしても、多数派が何の話題で話しているかがわかっていたら勝利、というルールです。ではスタート!みなさんも推理してみてくださいね。
留音「これってあたしは経験無いんだけど、ちょっと憧れるとこあるよな?」
真凛「はい~。やってみたいなーって思うことありますよね~」
西香「わたくしはありませんわね。色々面倒そうですもの」
真凛「でも楽しそうですよねぇ~、知らない場所までいけそうですし!」
留音「あーそれはあるよな。でも出来るまでが大変そうじゃないか?」
西香「そうですか?わたくしだったらぱぱっと出来ちゃいそうですわ」
真凛「確かに"見た目だけは良い西香さんには簡単かも"しれませんねぇ」
留音「西香出来そうか……?簡単では無い気がするけど……。ちょっと攻めるが、乗り物に関する話題だよな?」
真凛「はい!」
西香「そうですわね」
留音「うーん……誰だ少数派……この中で一番それが似合いそうなのって誰?」
西香「どうでもいいですけど、まぁ留音さんのイメージですわね」
真凛「あー、そうですねっ、テレビとかで見るそういう人のイメージだと確かに留音さんかなぁ」
西香「背高めの女の人ってイメージですわよね、留音さんがとは言いませんが、映像作品の中では長身でグラマラスな人が多い気がしますわね」
真凛「わかりますー!大人の人のイメージですよねぇ。逆に衣玖さんみたいな小さい子はあんまりイメージわかないですねぇ~」
西香「ふぅん……?」
留音「あーそうなるんだ。まぁ同意するしあたしも自分で似合うかなって思うんだけど。じゃあそれに乗ってどういうとこ走りたい?」
真凛「わたしは"広大な砂漠っぽいイメージ"がありますねぇ~☆」
留音「あー、それちょっとわかるなぁ。アメリカのだよな。でっかいのに乗って砂煙巻き上げて爆走できそうだし」
西香「肌が乾燥しそうなのはわたくし遠慮したいですわね。別にどこを走りたいってのもないですわ。そのへんでいいじゃありませんか」
留音「(んー?真凛とあたしが仲間か……?)」
西香「じゃあ、みなさん何人で乗りたいですか?」
留音「えっ?何人で?……普通はー…あぁ、まぁ複数人もそりゃあるか。でもあたしは一人かなぁ」
真凛「一人……?わたしは二人ですかねぇ~。気ままな感じがしますし!」
留音「えー二人って気ままかぁ?ラブラブって感じじゃね?」
真凛「えっ、"ラブラブではない"んじゃないかなぁ」
西香「わたくしは乗りたくないですけど、強いて言うなら二人ですわね。自分で運転するのは面倒ですし」
留音「えー二人?ってことはもしかしてあたし少数派か……?でもそうなると対抗ワードがわからないな」
真凛「でも衣玖さんみたいに人見知りさんにはちょっと難しそうですよね。"乗るためには知らない人と関わらないといけない"じゃないですかぁ」
留音「んー、でもそれって最初だけだろ?乗れるようになっちゃえばこっちのもんっていうか、今じゃ教習所行かなくても知識あれば飛び込みで取れるって聞くぞ?」
真凛が無言で満足そうに頷きます。
真凛「あぁー……意外と簡単なんですよね」
留音「まぁそんな難しくないって聞くよな。やったことないからわからないんだけどさ……ってなるとやっぱりあたしと真凛は同じワード持ってるのかな。西香はなんか情報ないのか?」
西香「留音さん、勘違いしてますわよ。留音さんのワードと同じなのはわたくしですわ。多分真凛さんのは"一人用が無いか、一人では乗れない"のではなくて?」
真凛「……そんなことありませんよ……?」
留音「えっ!なんだそれ……」
そこでピピピとタイマーが鳴りました。
衣玖「はい終了。議論はそこまでよ」
真凛「あっ、もう時間経っちゃったんですねぇ」
西香「わたくしはわかりましたけど、留音さんは大丈夫なんですの?」
留音「えー……」
衣玖「じゃあ人狼だと思う人をせーので指でさしてね。自分で自分を指すのはだめよ」
留音「んー……じゃあ強いて言うならか」
『せーのっ』
ピッ、と指された指の内約は真凛が二、留音が一となりました。
真凛「あ、やっぱりわたしですかぁー」
衣玖「実際、人狼は真凛で正解よ」
留音「おっ、やったじゃん。あたしよくわかってないけど」
西香「でも留音さん、喋りすぎですわよ。真凛さんの逆転勝ちになりそうですわ」
衣玖「真凛、逆転ルールなんだけど、多数派のワードなんだかわかった?」
真凛「はいっ、一人で乗って、難しくない、教習所ってワードがあったので、多数派はバイクですね?」
衣玖「はーい、大正解。真凛の勝ちね」
真凛「やった~♪」
留音「えー!なんでわかったんだよー!くっそー……」
西香「それで真凛さん、人狼側のお題はなんだったんですの?」
真凛「○○○○○○ですよぉ~☆」
留音「"ダジャレだったかぁー"」
さて、○の文字数は答えと同数、全てカタカナです。""の中のワードがヒントになっているので
・見た目の良い人が有利
・広大な砂漠のイメージ
・二人で乗ってもラブラブではない
・乗るためには知らない人と関わらなければならない
・一人では乗れない
・カタカナ6文字
・なんらかのダジャレ
さぁなんでしょうか?簡単だったかなぁ。




