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2020年5月9日 悟空の日 ドラゴンボール超ブロリーを語るね

2020年5月9日


留音(るね)「今日は龍の玉の作品から『悟空の日』なんだ!」


衣玖(いく)「本当に制定されてるのよね。驚いたわ」


真凛(まりん)「ドラゴンボールですかぁ。人気ですよねー」


留音(るね)「今日はそんな悟空の日ってことで、ドラゴンボールについて話したいんだ。衣玖(いく)みたいに語りたい!」


衣玖(いく)「みたいにっていうのはちょっとわからないけど」


留音(るね)「ドラゴンボール……みんな名前は知ってると思うけど……」


真凛(まりん)「私も知ってるくらいですからね~っ」


留音(るね)「んでな。今日は(スーパー)の話がしたいんだよ」


衣玖(いく)「正統続編ね。アニメ的には約20年も開けて作られた続編になるみたい」


留音(るね)「あたしはドラゴンボール好きだけどさ……認めなかったよ!! スーパーは!」


真凛(まりん)留音(るね)さんが衣玖(いく)さんみたいになってきたかもー」


衣玖(いく)「みたいにっていうのがちょっとわからないのよ」


留音(るね)「だってさぁ! 突然新設定追加したり、それによって出てくる矛盾もあるわけでさ! 変身だって超サイヤ人ゴッドまでは仕方なく認めるとしても、なんだよ超サイヤ人ゴッド超サイヤ人って! 超サイヤ人でゴッドを挟むなよ!!」


真凛(まりん)留音(るね)さんが衣玖(いく)さんみたいになってきたー」


衣玖(いく)「だからみたいにっていうのがわからないんだってば」


留音(るね)「あたしは気に食わなかったね……レジェンドが穢されるような気がして……」


衣玖(いく)「でもしっかり毎週見てたわよね。プリキュアの後に」


留音(るね)「流し見だよ! どっちも流し見だし!!」


衣玖(いく)「最終回付近、普通にハマってたわよね?」


留音(るね)「その話を今からするんだよ!! まぁ正直に言えば、ストーリー的にはやっぱり蛇足感があるんだよ。超って。完結してるものを引き伸ばして、無理やりストーリー作りました、みたいな。だって本編で必死に倒した魔人ブウですら一瞬で消せるキャラが出てきちゃうんだもん。そんなん色々崩壊するだろ」


真凛(まりん)留音(るね)さんが衣玖(いく)さんみたいに喋るー」


衣玖(いく)「それはわかるかもしれない」


留音(るね)「かっこいい変身もあるけどストーリーはやっぱりさ……でもあたしは超には大きな価値を見出してるんだ」


衣玖(いく)「うん。あれだけ最終話リピートしてよく言ってるわよ」


留音(るね)「違うっ、最終話と最終話の一個前の話をリピートしてるんだ!」


真凛(まりん)「それで、価値ってなんですかぁ?」


留音(るね)「それは現代技術のドラゴンボールが見られるってことだよ。戦闘シーンな。特に最終話付近の動きはすごくてさ……あれは動きとして価値があると思う。で、それが完結して出てきた映画『超ブロリー』だよ!!」


衣玖(いく)「うん。ヘビーリピートしてたわね。最後の戦いだけ」


留音(るね)「あたしはこれがドラゴンボール映画史上最高傑作だと思うんだ……ストーリーはまぁ、賛否両論あるかもしれないよ。ブロリーって昔の作品の人気キャラクターを引っ張ってきて、大幅に性格を改変したから」


衣玖(いく)「破壊を極めた悪魔だったのが、今作だと善人だけど使われているって感じになってるもんね」


留音(るね)「そう! あたしはこのブロリー大好きだけどな! 父親が殺されたから暴走するってのもいいじゃん? で、映画的にさ、これまでのドラゴンボールの映画……っていうより戦いモノの映画って多くがそうだと思うんだけど、映画の大ボスって大抵辛勝して終わるもんじゃん?」


真凛(まりん)「そうですねぇ~。ギリギリの戦いを逆転勝利! っていうのはかっこいいですよねーっ」


留音(るね)「それが今作だとそういうお約束をぶった切りにするっていうのがまたいいんだよー! 予告編でもうほとんど勝ち確定してる、みたいな流れ作っててさ、本当にそのままゴールしてるからな。それでも面白いんだから大したもんだよ、この映画」


衣玖(いく)「アニメーションの迫力よね。戦いのテンポも良くて、最後の戦いシーンは本当に飽きずに見られるわ」


留音(るね)「だってさぁ! 作中最強格のゴジータ変身だぜー!? それと張り合うブロリーもすごいけど、ゴジータの強さが爽快だのなんのって!」


衣玖(いく)「あまりにも強すぎてカットするゴジータの顔が余裕綽々って感じが良かったわよね」


留音(るね)「それな! んでブロリーが適応し始めて、ゴジータはちょっと押された瞬間に次の変身するだろ! ドラゴンボール映画にありがちの接戦とか、戦い以外の要因で押し返される、みたいな展開にする気ゼロでさぁ! 圧倒に圧倒! 最後の変身してからは大人が子供の駄々っ子に付き合ってるように見えるくらいでさ!」


衣玖(いく)「戦いの次元を超えた表現で一時的に3Dを使ったり、最後の必殺技で作画の雰囲気が変わったり、アニメ的にも見どころたっぷりだったし、熱くなるのはわかるわ」


真凛(まりん)「わたしにはわかんないけど二人共楽しそうですねー」


留音(るね)「感謝したね……超が人気でなかったらあのアニメは見られなかったわけだから。ブロリーにも新しい解釈を生んでくれたりさ。だから結局超が好きになっちゃったってわけよ……」


衣玖(いく)「私もそこそこアニメ見てるけど、作画の表現すごいなーって思った戦闘シーンのトップ3には入るわね」


留音(るね)「なーっ。Youtubeで無料配信されたり地上波放送されるなんてなったら、興味ない人でも最後のゴジータの戦闘シーンだけでも見てもらいたいくらいだ。あたしが羨むアニメの肉体戦闘の最高峰だよ。当分これを超える作品はないと思う」


真凛(まりん)「でも留音(るね)さんは戦いで殴り合いってほとんどしませんよね」


留音(るね)「あたしは基本一撃で終わっちゃうからな……丁度いい技を習得したい。あと変身もしたい」


衣玖(いく)「魔法少女になったじゃない」


留音(るね)「頭にプロテインのっけただけとかじゃなくてさ。それならもっとひらひらのだよ……」


 悟空の日。ドラゴンボールはおばけコンテンツ。蛇足だと思ってる人も、ブロリーは一見の価値あり。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 名作が現代技術フルに使って甦り、バトルとかの神シーンと呼ばれるところはホント見ごたえがあると自分も思います。そういう意味ではボールだけでなくクエストのほうも楽しみです [一言] ジャネンバ…
[一言] 留音ちゃん、超を熱く語るでしたね。 >留音「頭にプロテインのっけただけとかじゃなくてさ。それならもっとひらひらのだよ……」 これは可愛らしい。
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