表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
315/414

2020年5月8日 声の日 五人少女ドラマ裏話

2020年5月8日


 本日は五人少女はお休み。音声ドラマの裏話といいますか、声の日にちなんで声優さんのお話を。

 (ネタは無いし文章かけないから活動報告でしたかった話を1話にしてるわけじゃな……い……)


 展開中の音声ドラマですが、まず最初に決まったのは留音(るね)ちゃんでした。一番現実的といいますか、なかなか癖の見えにくい子であるためか、募集の際には留音(るね)ちゃん希望の方がやや多めとなり、その中でも現在担当してくださっている方が、かっこいい寄りでも出来るタイプの声であったことで決まったという形です。


 留音(るね)ちゃんの想像していた声は2パターンあって、お酒ガブガブ行けそうな姐御タイプか、なんやかんやで可愛いお姉ちゃんタイプかなと思っていたのですが、結局「声を聞いたら割と流れるように決まった」みたいな感じでした。


 次に決まったアンジーちゃんも同様です。"男の娘"なので一番繊細だったのですが、周りの子達に翻弄される小動物感、結局「美少女」のくくりになるため、可愛いに吹っ切れるのもいいかな、と。この時歴代の男の娘キャラ(ぶりっ子タイプ)も参考にしていましたが、声は普通に女の子というパターンが多いこともあり、普段の落ち着きとぶりっ子タイプ発動時の可愛さが両立出来る声でと決まったんですよね。


 ちなみに数名の男性からも応募が来ました。


 そして聖美(きよみ)ちゃん。実は完全に声の仕事をしたことがない新人さんだったのですが、役回りもみんなの中では弱めというか、与えられたギフトが少なめ(と思ってる)キャラクターであることもあって、初々しい、たどたどしいような感じから選ばせていただいたのですが、残念ながらお忙しいらしく、お仕事は一回きりで離脱……今後別の方が担当されるのですが、次からは「変態が上手」な方が担当される予定です。(ほぼ決まってるけど、台本がかけてない)


 で、以上の3人さんがボイスドラマ立ち上げの創立メンバー的な面々でした。募集の際に「本編を好きになってくれる方なら経験関係無し」みたいな感じで集めたので、すごくわがままな決め方をさせてもらったんですよね。


 他にもお上手な方とか、プロの現場でお仕事をしてる方も来られたのですが、本編のお話をしたときに面白いよー好きだよーと言ってくれたのがこのお三方でした。私は皆さんのファンになっていますが、もう大ファンです。お忙しい中ドラマの構成の相談に乗ってくれたりと、迷惑かけ放し。


 そして募集第2弾。聴いていただいた方ならご存知だと思いますが、ここで衣玖(いく)ちゃん、西香(さいか)ちゃん、真凛(まりん)ちゃんが参戦して五人少女が揃います。


 ここもすごく大変でした。案件としてはかなり小さいのに上手な方ばかりが応募するもので、決めかねていたのですが……西香(さいか)ちゃんの暴力的なパンチでまず西香(さいか)ちゃんが決まりました。高飛車で主張が強くて、でも憎めない可愛さがあるような演技。他の方の西香(さいか)ちゃんも可愛いに振ってるパターン、高飛車に振ってるパターン、完全に面白キャラになってるパターンもあって、皆さん良かったんですが、魔力的に引っ張られて西香(さいか)ちゃんの担当が決まり。声からにじみ出る強引さの魔力なのでしょうか(褒め言葉)


 そして衣玖(いく)ちゃんが次に決まります。面白いのが、数人応募が来たのですが、ダウナー演技をしてくださったのが二人だけだったという。私自身は衣玖(いく)ちゃんってはっちゃける時はビョワ―!!とはっちゃけるけど、普段はけだるげに喋る感じを想像していたんですよね。


 なので、サンプルボイスにはほくそ笑みが似合うはっちゃけマッドサイエンティスト衣玖(いく)ちゃんや、ドヤ顔頭脳派衣玖(いく)ちゃんもいます。


 で、ダウナー衣玖(いく)ちゃん二人、どちらも素敵な声だったのですが、透き通った声で心がピュアな感じとか出るなぁと、今の方にお願いしました。


 この募集2弾で一番苦労したのが真凛(まりん)ちゃん。接戦どころではなくて、どちらも真凛(まりん)ちゃんだ、という声を頂いていて、とにかく悩みました。その上今決まっている方はイリスちゃんの声も試してくれて、するとそっちも抜群にかっこいいイリスちゃんが出てくるという。


 もう一方の声も非常に真凛(まりん)ちゃんだったので、断るのが本当に辛かったんですよね。どこかで何かの役をお願いできないかと思うのですが、台本が上がらない……。



 で、ここまでは決定までの話。面白いのはここからで、声優の皆さんを決める時に、基本的には演技と声は見ますが、キャラと波長が合うかは募集していただいた方に委ねていて、だから読んでくださっていたり、キャラを好きになってくださったかどうかを重視していたつもりなのですが……。


 それで、何がいいたいかというと……すごいんですよ、キャラとの波長が。


 留音(るね)ちゃん役の方は本当にお姉さん的だし、アンジーちゃん役の方のツイッターを見てて「アンジー宅がペットを飼ってるとしたらうさぎ」という発想が浮かびました。(ご本人が飼ってらっしゃるし、ピッタリ)


 衣玖(いく)ちゃん役の方は音楽関係に明るくて、ロック好きな衣玖(いく)ちゃんとシナジーあるし、真凛(まりん)ちゃん役の方はご本人の経歴が謎なのですが、チラチラとお話を聴くととんでもない人である可能性がにわかに浮上していて、そういうところが宇宙人説の真凛(まりん)ちゃんに重なるという。


 ただ、西香(さいか)ちゃん役の方に関しては「西香(さいか)ちゃんに似てる」なんて言うと失礼になる気もするのでアレですが……演技の上手さもあり、とにかく自信がすごくて。良い意味でプライドがしっかりしてる感じなんです。


 だから、声ってやっぱり身体から出ているものなんだなと実感したんですよね。イメージの声を掴むと、その方の人格が一部キャラに似ている部分があるというか、そういうシナジーを感じ取っています。これが「演技」重視で取っていたらこうはならなかったのかなとも思ったり。


 私の募集でも演技は上手だけど本編読んでくれなかったみたい、という方は選びませんでしたので……しかしまぁ、小さな案件で素晴らしい方々とかかわり合いになれました。


 そんな声の日。皆さんの演技をどうぞ!!!

今回の音声ドラマも旧シリーズを題材にしたお話です!

https://youtu.be/FXphU6m5QdY

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  こーどーりょく。 [気になる点]  もはや五人少女じゃねぇし。 [一言]  声と言えば私、男なのに喉仏が無いんですよ。当然、地声は高音なのですが、普段、努めて低い声で喋っているので、今で…
[一言] お疲れ様です。 私はこういう舞台裏を見せてもらうことが大好きなのです。 聞けるのは明日になっちゃうかもだけど、必ず聞きますね。 そう言えば、おおふじさん様のコメントをツイートしたら、声優さ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ